2016年2月17日 23:21 by katakori

2012年7月にテヘランで開催されたビデオゲームイベントの情報と併せてご紹介したイランのデベロッパ“Raspina Entertainment”のSci-Fiシューター「E.T. Armies」ですが、その後2013年には一部地域で販売を開始していた本作のSteam版発売がこの度めでたく決定し、2016年3月4日に晴れて西側向けのローンチを果たすことが明らかになりました。

今回のSteam版リリースは、今年1月中旬に決定した日本を含む欧米各国によるイランに対する経済制裁の解除に伴い、西側に向けたイラン製ビデオゲームのパブリッシングが可能となったことによって実現したもので、今回の発売決定に併せて改めてSteam版のローンチトレーラーが登場しています。

新たに公開されたSteam版ローンチトレーラー

“E.T. Armies”は、資源が枯渇し荒廃した地球とそこに残された人類の戦いを描くオールドスクールなSci-Fiシューター作品で、地球に取り残された人類の結束と復讐を描くシングルプレイヤーキャンペーンとオンラインマルチプレイヤーの搭載、多彩なアビリティやコンパニオン、Unreal Engineの採用を特色としており、Steamローンチに向けてベータテストを実施することが判明しています。

なお、ベータテストはSteamのストアページに用意された“フォロー”ボタンを押すことで応募可能となっており、幸運な当選者には2月26日に製品版のキーが送られるとのこと。（※ 製品版の価格は14.99ドル）

既に発売から3年が経過している“E.T. Armies”ですが、イラン製の本格的なSci-Fiシューターが気になる方はベータの申し込みと併せてチェックしておいてはいかがでしょうか。