本日、E3やESRBレーティングの運営で知られるアメリカのビデオゲーム業界団体Entertainment Software Association(ESA)とお馴染みNPD Groupが2015年のアメリカにおけるビデオゲーム市場の累計売上をアナウンスし、デジタル販売を含むソフトウェアとハードウェア全体の累計販売が235億ドル(約2兆6,680億円)規模に達したことが明らかになりました。
ESAの報告によると、全体的な市場規模が224億ドルを記録した2014年に対して前年比5%増となったほか、従来のリテールと近年台頭著しいデジタルチャンネル(モバイルゲームやDLC、サブスクリプション等)を含むソフトウェア販売は165億ドル規模(約1兆8,730億円)を突破し、前年比7%増と好調な成長を果たしたとのこと。
発表に併せて、2015年の米ビデオゲーム市場が期待値を超える成長を果たしたと語ったESAのCEO Michael D. Gallagher氏は、ビデオゲーム製品が消費とメディアを伴う対話を革新していると語り、ビデオゲーム市場におけるハードウェアとソフトウェアのイノベーションが最先端技術分野におけるリーダーとしての位置を確立したと強調。一方、NPDのJoanne Hageman社長は数ある産業分野において、ビデオゲーム産業が2016年も引き続き継続的な成長を遂げるだろうとの見解を提示しています。
また、ESAは今回の発表において、ビデオゲーム産業がアメリカで最も急成長を果たす経済部門の1つであることを挙げ、2009年から2012年に掛けて毎年9%増の成長を果たしたビデオゲーム産業の雇用が、アメリカの労働市場全体に対して、実に13倍を超える成長率を記録していると報告。加えて、ビデオゲーム産業で働く従業員の平均給与がアメリカの平均的な家計収入に対してほぼ倍近い規模となっていることを明らかにしています。
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