昨日、人気ドラマ“デアデビル”のウィルソン・フィスクや映画“フルメタル・ジャケット”のほほえみデブことレナード・ローレンス役で知られる俳優ヴィンセント・ドノフリオやロビン・ロード・テイラーといった豪華キャストのラインアップが報じられたArkaneの新作「Dishonored 2」ですが、昨日発売を迎えたGame Informer誌6月号には18ページに及ぶ本作の特集記事が掲載されており、新たに導入されるエミリーの能力や新エンジンのディテール、Co-opの非搭載、プロットに関する幾つかの背景など、興味深い新情報が多数明らかになっています。
今回は、GI誌最新号から浮上した幾つかの新情報をまとめてご紹介しますが、一部本編に絡む軽度のネタバレが含まれますので、閲覧には十分ご注意下さい。
- シングルプレイ専用タイトルとなる“Dishonored 2”は2016年11月11日発売予定。対応プラットフォームはPS4とXbox One、PC。
- エンジンは前作のUnreal Engine 3から、新エンジン“Void Engine”に変更された。“Void Engine”は、Rageや新生Wolfensteinシリーズ、The Evil Withinに用いられたidの“id Tech 5”を改造したもの。
- “Dishonored 2”は、前作から15年後の物語を描く続編で、オリジナルの主人公コルヴォと、成長した王女エミリー・カルドウィンの2人がそれぞれに異なる暗殺手法や能力を持つプレイアブルな主人公となる。プレイする主人公は本編冒頭の展開を経て、プレイヤーが任意に選択可能となる。
- 前作の展開を経て、コルヴォはいずれ誰かがエミリーの暗殺を企てると考え、15年に渡ってエミリーを暗殺者として鍛え上げた。本編は、エミリーがクーデターの現場を逃れることに始まり、その後彼女が自身の王座を取り戻すための物語をエミリー本人、または同じ目的を持つコルヴォの視点から描く。
- Co-opの非搭載について:シリーズの開発を率いるHarvey Smith氏は、“Dishonored”が観察やステルスなど、自身のペースでじっくりとプレイする作品だと語り、Co-opはこの経験を破壊すると説明。技術的に可能だとしても、このアプローチは“Dishonored”向けではないと強調している。
- セーブシステムについて:従来のチェックポイントに加え、コンソール版にクイックセーブとクイックロードが導入される。
- 最新作の物語はダンウォールに始まり、ダンウォールに終わるが、舞台の大部分はコルヴォの故郷である諸島帝国南方の島サーコノスの沿岸都市“Karnaca”(カルナカ)で繰り広げられる。
- カルナカの闇市場には店が存在しており、装備品のアップグレードが可能となる。
- ミッションの展開や構成は前作に似ており、悪に手を染める著名な人物の暗殺を軸に、様々なキャラクターから情報や支援を得て、多彩なアプローチと解決手段を持つ目的の遂行にあたる。
- 海上の貨物船がプレイヤーの新たな拠点となる。また、カスタマイズも可能となる。
- 新たにエンディングとモラルシステムが改善されるとのこと。(※ カオスシステムが、よりグレーで寛容なシステムとなる)
- カバー中のプレイヤーがどの程度目に見えない存在となるか、その可視性を調整可能な難易度スライダーが導入される。
- スキルが従来のアンロック/アップグレード方式から、スキルツリー型に刷新された。これに伴い、コルヴォのスキルは(従来のラインアップながら)さらに柔軟なカスタマイズが可能となる。
- 2人の主人公が使用する武器は、共に従来通りのピストルと剣、クロスボウとなるが、それぞれに外観は異なり、ゲーム後半においては異なるアップグレードが可能となる。
- エミリーが使用するアビリティの一部とその概要が確認された。
- Far Reach:手に装備した大型のグラップリングフックを利用する物理的な移動スキル(ブリンクとは異なり移動の様子が敵に視認される)。オブジェクトに引っかけてスイングするような動作や攻撃も可能。アップグレードに伴い、敵を引き寄せるようなアクションも可能となる。
- Mesmerize:複数の衛兵を同時に気絶させる。
- Domino:4人の衛兵をリンクさせ、1人に行った行動や攻撃と同じ効果が残る3人に生じる。例:地雷で1人を気絶させた場合、残る3人も同じく気絶する。
- Doppelganger:エミリーのクローンを出現させる。クローンと衛兵をDominoでリンクさせ、その後クローンを爆破するといった利用が可能。
- Shadow Walk:影に身を潜め不可視な存在となり、危険な状況からの脱出を可能にする。
- コルヴォの能力について以下のような変更が挙げられている。
- コルヴォは、前作と同じ能力を所有しているが、スキルツリーの採用に伴い、さらなるアップグレードとカスタマイズが可能となり、ステルスや非殺傷、殺傷向けの強化が選択肢として用意される。
- ブリンクやポゼッション、ダークビジョン、ベンドタイム、ラットスワームの再登場が確認済み。
- ベンドタイムに時間を加速させる能力が導入される。
- ポゼッションについては、クリーチャー間で能力を継続させることが可能となった。デモでは、ネズミとして侵入し、その後ブラッドフライに乗り移る様子が見られたとのこと。
- さらに、死体への憑依が可能となった。
- ブリンクは、レベル1から窓ガラスを超えて移動可能となった。
- コルヴォのボイスアクトは、ThiefのギャレットやFallout 4のニック役で知られるステファン・ラッセルが担当。
- アントン・ソコロフが再び登場し、前作のサミュエルに似た役割(各パートでコルヴォをミッションのエリアへと運んだ船頭)を果たす。
- 衛兵のAIがさらに強化され、新たにパルクール的な移動が可能となった。また、プレイヤーは衛兵を人間の盾として利用可能となるほか、衛兵の死体をベッドに寝かせ疑いを回避するといった選択肢が用意される。
- 対象を殺傷しない空中からのテイクダウンが導入される。
- アウトサイダーと彼の神殿が再び登場する。また、Void(虚無の世界)も刷新されたとのこと。また、最新作ではアウトサイダーに関するさらなるディテールが描かれる。
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