2012年8月、後期のStudio Liverpool時代を含め、30年近いスタジオの歴史と共にフランチャイズの幕を閉じた名門シグノシスの「Wipeout」シリーズですが、シグノシスの元開発者4人が設立した“R8 Games”とデザイナーズ・リパブリックが開発を進めている精神的な後継作品“Formula Fusion”が注目を集めるなか、新たにシリーズの中心人物として“Wipeout”の未来的な世界を生んだNick Burcombe氏が“Wipeout”新作の始動に意欲を示し話題となっています。
これは、初代とシリーズ2作目“Wipeout 2097”のリードデザイナーを務め、現在は自身のスタジオPlayrise Digitalで“Table Top Racing”シリーズの開発を率いるNick Burcombe氏が、MCV UKのインタビューに応じ明らかにしたもので、氏は最新の“Table Top Racing”プロジェクトが成功し、Sonyがライセンスを与えるならば、“Wipeout”シリーズの新作を手掛ける用意はあると強調しています。
一方で、氏はこれを実現する場合、Kickstarterの利用を考慮に入れた取り組みを進める必要があるとして、まずは新作を求める聴衆の有無を確認すべきだと説明。要望があるようであれば是非新作を見たいと明言した上で、何れにしろライセンスに絡むSonyの祝福が得られなければ実現は難しいとの見解を提示しています。
かつての開発者達にTDRのイアン・アンダーソンが協力した“Formula Fusion”の是非を含め、血統が途絶えて久しいSci-Fiレーシングジャンルですが、オリジナルの中心人物Nick Burcombe氏がこの状況に一石を投じるに至るか、今後の動向に注目が集まるところです。
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