先日、複数存在するハッキングスタイルやゲームプレイの幅広いアプローチに関する情報をご紹介した期待作「Watch Dogs 2」ですが、新たにUbisoftがE3開催時に実施した開発者(シニアプロデューサーDominic Guay氏とクリエイティブディレクターJonathan Morin氏)によるAMAセッションの情報をまとめ報告し、多彩な改善や前作からの変更点など、幾つかの興味深いディテールが明らかになっています。
- スキルやレベリングについて:前作のスキルツリーは、Dedsecの集合意識に基づくシステムに変更され、新たに“リサーチツリー”と呼ばれる。プレイヤーはDedsecのフォロワーを獲得することによってレベルアップし、リサーチポイントが与えられる。このリサーチポイントを消費することで、新たなハックや情報が得られる。ゲーム内通貨は、主に武器(致死的なものと非殺傷武器の両方)やドローンの作成に必要となる3Dプリンタに用いられる。
- 衣装について:スーツやビーチ向け、アーバンな服まで、数多くの衣装スタイルやショップが登場し、衣装の外観を維持した状態で他のプレイヤーとオンラインプレイを楽しむことができる。
- 市民に対する攻撃:“Watch Dogs 2”は市民に対する攻撃や打撃が可能。市民を攻撃した際、市民が反撃するケースや、攻撃された市民を守るために他の市民を呼んだり、近くの警官に知らせるといった行動が見られる。
- Co-opとマルチプレイヤーについて:“Watch Dogs 2”のCo-opはシームレスな経験となるため、フリーローミング用のロビーは存在しない。ソロでプレイを進める途中でいつでも世界中のプレイヤーと一緒にゲームを楽しむことができる。ただし、Co-opのチームサイズは2人に制限される。対人戦のマルチプレイヤーには2人以上のプレイヤーが参加可能。PvPに関する詳細は後ほどアナウンスされる予定。なお、対人戦もCo-opと同様にシームレスな経験としてゲームに実装される。また、他プレイヤーのゲームに対する侵入要素も引き続き実装される。
- インターネット接続について:“Watch Dogs 2”はネットに接続せずオフラインでもプレイ可能。また、オンライン機能を好みの内容に調整できるマルチプレイヤー向けの設定が導入される。
- サンフランシスコのレベル環境について:シカゴに代わって“Watch Dogs 2”の新たな舞台となるサンフランシスコのレベル環境には、店やレストラン、キーエリア、ミッション等を含め、以前よりも多くの屋内環境が導入される。サンフランシスコには、コイトタワーやアルカトラズ島、ピア39といった名所が数多く存在し、ハッキングによって得られる名所の情報等を含め、ロケーションと世界の調査に多くの価値が設けられる。
- シティホットスポットの廃止:初代に実装された名所に絡む“シティホットスポット”機能が廃止され、これに代わる楽しい機能が新たに導入される。今のところ詳細は不明ながら、Dominic Guay氏はヒントとして、観光アプリとカメラアプリの組み合わせを挙げている。
- 評判システムの廃止:市民の通報やニュースの報道に関係していた前作の“評判”システムは廃止される。
- マイクロトランザクションについて:有料のインゲーム通貨や強力なアイテムの販売といったコンテンツの販売は行わない。ファーストパーティのストア経由で購入可能な、外観用カスタマイズパックの計画が確かに存在するが、ゲームプレイに直接影響を与えるものではない。また、ゲーム内には膨大な数の外観カスタマイズアイテムがローンチ時に導入される。
- フォーカスシステムの廃止:前作で時間の流れを遅くすることが可能だった“フォーカス”システムは廃止される。
- Co-op向けのコンテンツについて:メインストーリーのミッションはCo-opプレイの対象外で、Co-opプレイ時は、リプレイ性の高いDedsecの任務とミッションがプレイ可能となる。
- コンパニオンアプリについて:今のところAndroidとiOS向けのコンパニオンアプリに対する計画は存在せず、メインゲームの経験と開発に全てを集中させたいとのこと。
- 開発の進捗について:現在はアルファ段階にあり、ベータ入りを目指して開発が進められている。ただし、E3開催時に提示されたペントハウスミッションは実際のゲームプレイだったとのこと。
- 武器カスタマイズについて:武器やビークル向けのスキンが導入されるほか、同じ武器クラスにも様々な機能やアップグレードを施した多くの異なるバリアントが存在する。また、Dedsec武器もカスタマイズとアップグレードが可能とのこと。また、3Dプリンタを利用し、各銃に存在する多数のバリエーション(サイレンサーの有無など)を3Dプリント可能。
- ドライビングシステムの改善:ビークルを前作よりもレスポンシブでアクセシブル、かつ楽しいコンテンツとすべく、ドライビングモデルが全体的に刷新された。
- AIの改善:AIに複数勢力による戦いが導入され、異なる市民勢力が互いに争い、これを鎮めるために警察がやってくるような状況が見られるほか、警察は“誰が”この問題を引き起こしているか、曖昧な状況を調査する行動を取るとのこと。また、サンフランシスコ警察向けにボートが導入される。
- ラジオ局:ビークルとスマートフォンから利用可能なラジオ放送局が登場する。なお、カスタムサウンドトラックには対応しないとのこと。
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