先日、マスクに描かれる顔文字で感情を表現する可愛いWrenchとWrench JRのコスプレガイドをご紹介した期待作「Watch Dogs 2」(ウォッチドッグス2)ですが、新たに英ロンドンのEvening Standard紙が初代に続いて開発を率いるUbisoft MontrealのシニアプロデューサーDominic Guay氏のインタビューを掲載し、幾つかの興味深い情報が明らかになっています。
- 主人公マーカス・ホロウェイの人物像について:マーカスは、クラシックなヒップホップやR&B、クラシックなエレクトロニクス、オールドスクールなハッキングカルチャーを愛しており、これを象徴するハンドルネーム“Retr0”を使用している。また、シーンのレジェンド達の大ファンで、古いホラーとSci-Fi映画にも傾倒している。
- ハッキングシステムの改善:既に報じられている通り、“Watch Dogs 2”のハッキングは対象が大幅に増えただけでなく、市民に対して単一のハッキングのみ可能だった前作に対して、複数のハッキングアプローチが導入される。また、2種の飛行/地上ドローン(3Dプリンタを用いた使い捨てドローンで足が付かない)が導入され、遠隔ハッキングが可能となる。この能力は“ネットワーク・ハッキング”と呼ばれるとのこと。
- 前作との大きな違い:“Watch Dogs 2”は、(復讐と監視社会をテーマに描いた前作に対して)腐敗した支配階級を相手に戦うハクティビストグループの物語を描く。新たな舞台となるサンフランシスコ、新しいキャラクター達、ハッキングゲームプレイの強化、ゲームの雰囲気、シームレスなCo-opゲームプレイといった要素が大きな違いとなる。
- ゲームエンジンについて:“Watch Dogs 2”は、前作に用いられた“Disrupt”エンジンの強化版を採用している。技術的な詳細は提示されていないものの、ライティングや各種エフェクトの改善に伴うよりリアルな表現、動的で作り込まれたビジュアルを特色としている。
- 新しい舞台の広さとエリア構成:最新作のオープンワールドは、前作のシカゴに比べて2倍以上の広さとなる。またサイズだけではなく、よりバラエティ豊かで動的、かつ趣深い設定が数多く盛り込まれている。またエリアは、サンフランシスコだけでなく、オークランドの一部(北東)、マリン群の一部(北部)、スケールダウンしたシリコン・バレー的なエリアが含まれる。
- ビークルの改善について:車両から船まで、多数の新ビークルが導入される。また、その多用性と奥深さを強化すべく、ドライビングエンジンが刷新された。また、ビークル周りの開発には、“Driver: San Francisco”を含むDriverシリーズや野心作“The Crew”を手掛けたUbisoft Reflectionsが参加している。
- 初代のグラフィックスにおけるダウングレード問題について:開発チームにとって初代“Watch Dogs”が新IPとして誇るべき作品だったと語ったDominic Guay氏は、ファンから寄せられたフィードバックを注意深く調査し続編の改善に取り組んだと説明。初代で大きな議論を呼ぶ結果となったグラフィックスのダウングレードについては、“Watch Dogs”初のお披露目が当時未発売の次世代機であったPS4とXbox Oneの正確な情報を知らなかった2012年の夏だったことを挙げ、来る次の世代を予測するために最善を尽くし、非常に強力なPCで動作させたことが要因だったことを明らかにしている。続編である“Watch Dogs 2”は、前作に比べてはるかに予測可能な状況にあり、最初期から対応プラットフォーム上での開発を進めていると強調している。
PC | PlayStation 4 | Xbox One | Wii U
PlayStation 3 | Xbox 360 | PS Vita | DS
Mobile | Movie | Rumor
Culture | lolol | Business | Other
RSS feed | About us | Contact us
かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
おこめ( Twitter ):メシが三度のメシより大好きなゲームあんまり知らないおこめ。洋ゲー勉強中。