先日、“The Witcher 3: Wild Hunt”を超える開発規模に関する話題が報じられた「Cyberpunk 2077」ですが、新たにCD Projektが本作の開発にあたってポーランド政府に提出した助成金の申請(※ PDFが開きます)に関する詳細が浮上し、来る最新作がシームレスなマルチプレイヤーや、人工知能と自動生成に基づく大規模かつ高品質なオープンワールド都市の生成といった技術を導入するのではないかと注目を集めています。
これは、ポーランド政府が運用するビデオゲーム産業向けの資金提供プログラム“GameINN”に対し、CD Projekt S.AとCD Projekt Spółka Akcyjna(合資会社)が4つの技術について助成金の申請を行ったもので、それぞれ以下のような概要と助成金の金額が記されています。
- 都市生成(993万5,394.75ポーランドズウォティ [約2億6,000万円]):人工知能と自動生成に基づく大規模かつ高品質なオープンワールド都市の動的な生成を可能にする革新的な開発プロセスと専用ツールを導入する総合的な技術。
- 優れたアニメーション(645万2,510.88PLN):オープンワールドRPGに求められる複雑で高品質なボディとフェイシャルアニメーションを作成する革新的な開発プロセスと専用ツールを導入する総合的な技術。
- 映画的な感覚(486万9,327.62PLN):映画品質のオープンワールドRPGを実現するための革新的な開発プロセスと専用ツールを導入する総合的な技術。
- シームレスなマルチプレイヤー(667万7,368.30PLN):マルチプレイヤー向けに固有のゲームプレイを生成するために、対戦相手の検索やセッション管理、オブジェクトのレプリケーション、多彩なゲームモードのサポートといった機能を提供する専用ツールの総合的な技術。
PC Gamerの確認に応じたCD Projektは、今回の申請が事実であることを認めていますが、各技術やこれを用いる作品に関する詳細はまだ明かせないとのこと。
なお、CD Projektは予てから“Cyberpunk 2077”向けにマルチプレイヤーの導入を示唆していたほか、マルチプレイヤー向けの開発者募集を進めていたことが知られていました。
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