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先日、“犬の力”や“ザ・カルテル”といった麻薬戦争もので知られる作家ドン・ウィンズロウの参加が報じられた「Tom Clancy’s Ghost Recon Wildlands」（ゴーストリコン　ワイルドランズ）ですが、新たにUbisoftが公式サイトを更新し、本作の敵勢力となる一大麻薬カルテル“サンタ・ブランカ”の主要な活動基盤と、これを統べるボス達の情報が明らかになりました。

ボリビア全土を支配したサンタ・ブランカを支えるドラッグの生産と宗教的な威光、密売買、セキュリティの4本柱に関するディテールは以下からご確認下さい。

麻薬の生産

• “サンタ・ブランカ”の帝国を築く基盤は、ドラッグの生産であり、生産部門はカルテルのコカ畑とラボ、隠れ家の巨大なネットワークを用いてコカの葉の栽培と収穫、精製に関する全てのプロセスを実行している。
• また、“サンタ・ブランカ”の忠実な部下がコカ生産者達の管理を行っている。
• 生産部門はグランドファーザーと呼ばれる元コカ生産者で生産者組合のリーダーだった“El Yayo”（本名：Rudolfo Yana）によって率いられている。“El Yayo”は（選択ではなく）彼の家族や生産者達を守り生活する唯一の手段としてコカインの生産に手を染めている人物で、外国人女性や行き場を失ったアメリカの科学者を多く雇用している。

宗教的な威光

• カルテルの波及を担う部門は、表向き人道的なNGO（非政府組織）を運用し、宗教を巧みに操り、教育を腐敗させ、エリートをコントロールすることでカルテルの採用とパブリックイメージを管理している。
• 宗教部門のリーダー達はボリビアの教会や修道院、寺院、 NGOキャンプといった場所でカルテルのリーダー“El Sueño”の言葉を教えとして説き、人々をカルトであるサンタ・ムエルテ信仰に導いている。
• 宗教部門を率いるボスは“El Cardenal”として知られるGustavo Serranoで、彼はEl Sueñoに自分自身の聖書を著すよう提言した人物で、部門のリーダーたちはEl Sueñoが人々の幸福を重んじる聖人だと信じさせ、サンタ・ブランカの活動がすべて神の御業であると伝えている。
• サンタ・ムエルテ信仰を説いたためにカトリック教会を破門されたEl Cardenalは、El Sueñoの精神的なアドバイザーであり、カルテルのプロパガンダにマスコミが重要な役割を果たすと理解している。
• これに伴い、サンタ・ブランカには、El Sueñoの言葉を軽快なトークで説くサンタ・ブランカ・ラジオのオフィシャルDJとしてDJ Pericoを雇用しているほか、ナルココリードの歌手El ChidoがEl Sueñoの功績を歌い文化面からカルテルのプロパガンダを進めている。
• 部門のボスEl Cardenalは、サンタ・ムエルテの献身的な信者であり、メキシコとボリビアの人々の暮らしを救う唯一の手段が生活の質を改善することにあると信じている。彼はカルテルの活動が悪であることを理解した上で、それよりも重要なことが人々の支援であると考えおり、教会や政治家の助けを得ず、自らボリビアに学校や教会を建築し、慈善活動を行い、El Sueñoに対してもカルテルのイメージを向上させるチャリティーイベントの開催を提言している。

密売買

• 密売買部門は国内外におけるマネーロンダリングや製品のパッケージング、輸送を含む取引を担っており、独自の加工工場や出荷用拠点、鉄道、空港を所有している。
• 密売買部門はBeauty Queenとして恐れられるNidia Floresが率いている。彼女は非常に賢く分析的で、右手のEl Boquitaと共に効率的なドラッグの輸送事業を管理している。

セキュリティ

• セキュリティ部門は、ボリビア政府や対抗勢力Kataris 26との間に生じる問題を引き受け、“サンタ・ブランカ”の各部門がすべて問題なく活動できるよう取り組んでいる。
• また、セキュリティ部門はドラッグの出荷と現金輸送の両方を護衛する役割を担っている。これに伴い、同部門は極度に武装した上で、前哨拠点や刑務所、キャンプ、道路の検問に配下を配置している。
• セキュリティ部門は“The Wall”として知られるEl MuroことFrancisco Ricardoが率いている。彼は高度な訓練を受けたEl Sueñoのボディーガードであると同時に、幼少期からの友人でもあり、El Sueñoの実弟La Plagaと共に行動している。