3月21日のローンチを経て、NPC Hainly Abramsにまつわるトランスジェンダー表現が問題となっていた「Mass Effect: Andromeda」ですが、昨日ご紹介した今後の改善項目にも見られる通り、既にこの項目に対する調整が明言されており、アニメーションやフェイシャルの不具合と併せて今後の改善に期待が掛かる状況となっています。
そんな中、BioWareがHainly Abramsのダイアログによって傷ついたプレイヤーに対する謝罪を正式に表明。現在トランスジェンダーコミュニティの協力を得て、改善に向けた取り組みと議論を進めていると明らかにしました。
Hainly Abramsの問題は、彼女の名前をめぐる出自とアンドロメダ銀河へと旅立った背景にまつわる描写が(Dragon Age: Inquisitionでクレムを見事に描いたBioWareとは思えない)配慮に欠けたおろそかな表現だったことに起因するもので、BioWareは今回の表現が配慮と思慮深さに掛ける描写だったとして、この会話によって傷ついた全てのプレイヤーに謝罪の言葉を伝えています。
なお、BioWareは今回の描写が意図したものではなく、ゲームデザインの反復的なプロセスから生じた不運な副産物だったと説明。現在、トランスジェンダーコミュニティのメンバーとBioWare内部がこの問題を改善するために取り組んでおり、一旦修正が実装されれば、HainlyがRyderとの信頼を深めた後、プレイヤーが彼女を支援するよう選択した場合のみ、Hainlyがある情報を知らせるよう変更されるとのこと。
Hainly Abramsに関する修正は、今後2ヶ月のうちに実装される予定となってますが、このほかにもキャラクターの外観やアニメーション、フェイシャル、Scottの男性ロマンスなど、多岐に渡る改善が控えており、素晴らしいポテンシャルを秘めた“Mass Effect: Andromeda”が本来目指したあるべき姿を取り戻すことができるか、今後のアップデートに大きな期待が掛かるところです。
Regarding Hainly Abrams: pic.twitter.com/nFpUKihqOj
— BioWare (@bioware) 2017年4月5日
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