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先日、アニメーションやエフェクトの改善にスポットを当てる開発映像をご紹介した期待の続編「Pillars of Eternity 2: Deadfire」ですが、新たにObsidianが第40弾アップデート情報を公開し、続編の新要素として導入されるマルチクラスの紹介映像が登場しました。

“Pillars of Eternity 2: Deadfire”のマルチクラスは、自由度の高いD&Dの第3版とキャラクターメイキング時にマルチクラスを選択するAD&Dの第2版を組み合わせ、D&D3.X固有の（※ ミスティック・シーアージ系の上級クラスを除くスペルキャスターの進行に顕著な）問題を解決すべく基礎クラス固有のパワーソースを個別に導入することで、レベル進行に伴う各職の進行を分離したもので、今回の映像にはキャラクターメイキング時における第1クラスと第1クラスのサブクラス、第2クラス、第2クラスのサブクラス選択が確認できます。

クラス別のソースとレベルに基づくアビリティ枠や続編のアビリティツリー、マルチクラスならではのシナジーと戦術、恐らく天文学的な数字になるであろうキャラクターメイキングの組み合わせに絡むJosh Sawyer氏の小芝居など、最新作の楽しそうなディテールが確認できる最新映像は以下からご確認下さい。

■ “Pillars of Eternity 2: Deadfire”のマルチクラスに関するディテール

• 本作のマルチクラスに関する基本的な仕様は、以前にご紹介した過去記事を参照のこと。
• マルチクラスキャラクターは、シングルクラスキャラクターに比べて各種アビリティを取得するレベルが遅くなる。例えば、シングルクラスのウィザードはファイアボールをレベル5で取得可能だが、バトルメイジ（ファイター/ウィザード）の場合、レベル7まで取得できない。
• マルチクラスキャラクターの生命力と防御値は各クラスの平均値となる。第1クラスの生命力が48点、第2クラスが30点だった場合、マルチクラスの生命力は39点でスタート。第1クラスがレベルアップ毎に14点の生命力を得て、第2クラスがレベルアップ毎に10点の生命力を得る場合、マルチクラスのレベルアップ時における生命力の増加は12点となる。

■ “Pillars of Eternity 2: Deadfire”のサブクラスについて

• “Pillars of Eternity 2: Deadfire”の基礎クラスには、選択可能な固有のサブクラスが複数用意されている。
• サブクラスは各クラスの中核となるプレイスタイルを変更する一方で、必ず一定のトレードオフが適用される。例えばレンジャーのサブクラス“Sharpshooter”は、遠隔攻撃を強化するが、近接戦闘が困難となる。“Stalker”はアニマルコンパニオンが近くにいる場合、Buffが得られるが、遠い場合はペナルティを受けてしまう。
• サブクラスの選択は任意だが、パラディンとプリーストについては（信仰的な意味で選択が）必須となる。
• 各基礎クラスに用意されたサブクラスのラインアップは以下。
  • Barbarian：Corpse Eater、Berserker、Mage Slayer
  • Chanter：Beckoner、Skald、Troubadour
  • Cipher：Ascendant、Beguiler、Soul Blade
  • Druid：Fury、Lifegiver、Shifter
  • Fighter：Black Jacket、Devoted、Unbroken
  • Monk：Helwalker、Nalpazca、Shattered Pillar
  • Paladin：Bleak Walkers、Darcozzi Paladini、Goldpact Knights、Kind Wayfarers、Shieldbearers of St. Elcga
  • Priest：Berath、Eothas、Magran、Skaen、Wael
  • Ranger：Ghost Heart、Sharpshooter、Stalker
  • Rogue：Assassin、Streetfighter、Trickster
  • Wizard：Conjurer、Enchanter、Evoker、Illusionist、Transmuter