UPDATE:11月4日15:19
新たにPerfect Worldが声明を発表し、(Chris Chung氏の発言とはニュアンスが異なる)“Motiga”の大規模レイオフを実施したと報告。中核チームが“Motiga”に残り、11月アップデートと今後のコンテンツを含む開発とプレイヤーのサポートを継続すると発表しました。なお、この中核チームが“Motiga”の元CEO Chris Chung氏が伝えた“数人のメンテナンスチーム”を指すものか、詳細は提示されていません。
以下、更新前の本文となります。
本日、F2PヒーローシューターMOBA“Gigantic”のサウンド開発に参加していたDan Crislip氏がスタジオの閉鎖をTwitterで報告し事実確認が待たれる状況となっていたベルビューのインディスタジオ「Motiga」ですが、新たにスタジオの創設者兼CEO Chris Chung氏がDestructoidの確認に応じ、親会社である“Perfect World”による“Motiga”の閉鎖が事実であることを明らかにしました。
Chris Chung氏の報告によると、“Motiga”の閉鎖は予算的な問題に基づく決定で、Perfect Worldが掲げた収益目標を満たす十分な販売を達成していなかったとのこと。また、昨年末にオープンベータ入りを果たした“Gigantic”の詳細は不明ながら、Chris Chung氏は数人のメンテナンスチームがPerfect Worldに残り、運用を継続するだろうと説明しています。
今のところ、Perfect World側の確認は行われていませんが、Chris Chung氏は収益性の低い部門のカットが“Motiga”のみではないと伝えており、同社の既存IPに関する動向にも注目が集まる状況となっています。
ファンタジー世界で繰り広げられるヒーロー達の戦いを描く“Gigantic”は、かつてBlizzardで“StarCraft”のリードデザイナーを務め、その後ArenaNetで“Guild Wars”と“Guild Wars 2”のデザインディレクターとして活躍したJames Phinney氏が開発を率いたF2PのヒーローシューターMOBAで、2014年7月のアナウンス時には2,000万ドルの資金調達が報じられたものの、その後は数度の延期とレイオフが行われ、昨年5月には“Perfect World”がスタジオを買収し、パブリッシャーを務めることが報じられていました。
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