“Batman: Arkham Knight”のDLC“Batgirl: A Matter of Family”開発を経て、Batman: Arkham Origins Blackgateに続く未発表の“スーサイド・スクワッド”タイトルに着手し、その後(これがキャンセルとなり)ダミアンを主人公に描くバットマンゲームの開発を進めているのではないかと噂されていた「WB Games Montreal」ですが、Rocksteady Studiosの動向を含む“DCコミックス”タイトルの動向に注目が集まるなか、新たに“WB Games Montreal”がオープンワールド環境を用意したCo-op可能なDCコミックスプロジェクトに着手したのではないかと注目を集めています。
これは、WB Games Montrealでプログラマとして活躍した現TyphoonのMaxime Turmel氏と、同じくQAアナリストとして活躍したAndrés MacLeod氏(現在はUbisoft Montreal)のLinkedin情報から浮上したもので、以下の様な情報が確認できます。
- Maxime Turmel氏は、2015年5月から2017年3月まで、未発表のDCコミックスプロジェクトにゲームプレイプログラマとして参加していた。このプロジェクトはUnreal Engine 3を利用したシングルプレイヤーのオープンワールドゲームだった。
- このプロジェクトは、“Batman: Arkham Knight”と同じUE3を利用していること(※ Arkham Knightは改造したUE3を利用し現世代機に対応していた)、シングルプレイヤーのオープンワールド作品だったことから、未発表のダミアン・バットマンタイトルだったのではないかと見られている。
- その後、Maxime Turmel氏は2017年3月から、新たな“未発表のDCコミックスプロジェクト”であるCo-op可能なオープンワールドゲームの開発に参加していた。こちらはUnreal Engine 4を採用していたとのこと。
- この新プロジェクトに関する話題は未だ報じられておらず、今後の発表や確認が待たれる状況となっている。また、これに伴いダミアンのプロジェクトがキャンセルされたのではないかとも噂されている。
- 一方、Andrés MacLeod氏のLinkedinには、2015年6月から2017年5月に掛けて、大規模チームが開発を手掛けるAAAアクションRPGタイトルに従事していた旨が記されている。このプロジェクトはPS4とXbox One、PC向けのタイトルで、ゲーム内にビークルが存在していたとのこと。
- 時期的にこのプロジェクトは、Maxime Turmel氏が2015年5月から2017年3月に掛けて取り組んでいたUE3のシングルプレイヤーオープンワールド作品だったと思われる。
これらの情報を総合すると、“Batman: Arkham Knight”の技術を継承するWB Games MontrealのUE3を用いた(ダミアンバットマンと噂された)DCコミックスプロジェクトはどうやらキャンセルとなり、現在は最新のUE4を利用したCo-op可能なオープンワールドマルチプレイヤータイトルを手掛けているということになります。
Rocksteady Studiosと併せて、長い潜水期間が続く“WB Games Montreal”ですが、一体どんなDCコミックスプロジェクトが進められているのか、今後の動向に改めて注目が集まるところです。
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