本日、EAが“Titanfall”シリーズでお馴染み「Respawn Entertainment」の買収を発表し、2010年4月のスタジオ設立以降、EAとの深い関係を続けながらも、7年に渡って独立を保っていたRespawnが遂にEA傘下となったことが明らかになりました。
RespawnとEAの発表によると、今回の買収はEAによるさらなるリソース投入をはじめ、新技術や専門技術へのアクセスを含む、今後の開発強化を見越したもので、買収に伴うレイオフや計画の変更、Vince Zampella氏を含むスタジオ上層部の再編といった変化は一切なく(※ ただしVince Zampella氏は今回の買収によりEAのリーダーシップチーム入りを果たす)、現行のプロジェクトやスタジオのクリエイティブに関する自由をRespawnが保持しているとのこと。
また、買収に伴う質疑応答も公開されており、“Titanfall”チームが現在も変わらずフランチャイズに取り組み続けていること、“スター・ウォーズ”プロジェクトの開発とルーカスフィルムとの関係が良好な状況にあること、スタジオの運営に資金的な問題はなく、あくまで長期目標を実現するための決定だったこと、新IPを検討する自由を持っていることが明言されています。
今回の買収は、後期God of Warの成功を支えたStig Asmussen氏率いる“スター・ウォーズ”プロジェクトやエンジン/技術関連の(とかく煩雑になりがちな)足回りを抜本的に改善する意味合いが(両者の主張通り)強いものと見られますが、ファーストスタジオ化が“Titanfall”と“スター・ウォーズ”プロジェクトにどんなアドバンテージをもたらすか、今後の動向に改めて注目が集まるところです。
余談ながら、今回の買収規模はおよそ3億1,500億ドル(およそ357億円)で、1億5,100万ドルが現金で支払われるほか、最大で1億6,400万ドル規模の譲渡制限株式を4年掛けてRespawnの従業員に提供する予定となっています。また、2022年の終わりまでに達成される特定のマイルストーンに対して、最大で1億4,000万ドルの対価が支払われる可能性があるとのこと。
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