ラグドール技術を用いた100m走シミュレーション“QWOP”や続編“CLOP”、ハチを飛ばす“Plan Bee”といった作品で知られるBennett Foddy氏が、ある特定の人たちを傷つけるために作ったと掲げ、10月に“Humble Monthly”バンドルで先行リリースされた新作アクション「Getting Over It with Bennett Foddy」ですが、本日遂にSteam向けの販売がスタート。国内から820円で購入可能となりました。
“Getting Over It with Bennett Foddy”は、大きな釜に下半身を潜らせ、ハンマーを手にした全裸の男がひたすら高所を目指すQWOP系の新作で、Bennett Foddy氏の悪意が実体を以て顕現したような大変な作品となっています。積み上げた苦労が一瞬で瓦解する絶望に、ある種の喜びを感じる“特定の人”は作品の概要とトレーラーをチェックしておいてはいかがでしょうか。
■ このゲームについて
特定の人に向けて、誕生した、ゲーム。
特定の人を、傷つけるために。
Getting Over It with Bennett Foddyは、懲罰にあふれた“登る系”ゲーム。Jazzuoが2002年に生み出したB級ゲーム“Sexy Hiking”への敬愛の体現でもある。マウスでハンマーを動かしひたすら進む。ただ、それだけ。練習を積むことで、ジャンプ、スイング、登山、滑空が可能に。山頂を目指す挑戦者を待ち受けるのは、偉大なる神秘と素晴らしきご褒美。
Jazzuoによる名言を引用:「登山という行為は、人生の歩み方によく似ている。覚え、うまくやること」
- ハンマーと大釜だけで、壮大なる山を制覇
- 問題に対する少し哲学的なコメントも随所に登場
- 実力に応じて、2時間〜最大で無限に続く苦痛の時間(試験者の最速クリア時間は5時間…しかし平均値は…ほぼ無限)
- 全ての成果が瓦解する(幾度となく)
- 今まで味わったことのないレベルの葛藤
- 頂上に到達した者を待つのは魅惑のご褒美
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