ゲーム・オブ・スローンズやスター・ウォーズ、指輪物語の多彩なボードゲームをはじめ、当サイトではFalloutやDOOM、シヴィライゼーション、XCOM、The Witcherといった作品のボードゲームでもお馴染み“Fantasy Flight”が、昨年12月上旬に初のビデオゲーム作品となる「The Lord of the Rings Living Card Game」をアナウンスしました。
Fantasy Flight Gamesのデジタル部門“Fantasy Flight Interactive”が開発を手掛ける“The Lord of the Rings Living Card Game”は、“指輪物語”をテーマに扱うデジタルカードゲームで、近年のCCGブームにおいて一般的なランダムなカードパックの販売を行わないF2P作品として発表され話題となりましたが、新たにスタジオのコミュニティマネジャーLuke Walaszek氏がVentureBeatのインタビューに応じ、ビジネスモデルやゲームプレイのディテールに関する幾つかのディテールが判明しています。
- “The Lord of the Rings Living Card Game”は、2018年発売予定のPC向けF2Pタイトルで、ストーリーベースのゲームプレイとCo-opにフォーカスし、ランダム要素を排したラインアップ固定のカード販売モデルを特色としている。
- 2018年Q1にシングルプレイヤーのみ実装したSteam Early Access版がリリース予定。その後のアップデートを通じてCo-op機能が実装され、2018年後半にF2Pタイトルとして製品版ローンチを果たす予定。
- 予めビルドを構築済みのカードパックは、ゲームプレイを通じて得られるインゲーム通貨“Valor”でも購入可能で、シングルプレイ時もオンライン接続が必須となる。
- プレイヤーは3人のヒーローからなるグループを操作し、ミッションをプレイする。プレイアブルなヒーローとして、アラゴルンとアルウェン、ギムリの登場が確認済み。
- ミッションの目標達成に異なる選択が用意されており、闇の森を超える冒頭のミッションでは、森をそのまま抜けるか、ビルボ達一行と似た川を進む経路を進むか、異なる経路が選択できたとのこと。この選択によってロケーション間の展開が変化し、ここで得たアドバンテージや被ダメージが後のミッションに引き継がれ影響を与える。なお、冒頭のミッションは、谷間の国の王ブランドから老グリムビヨルン(※ ビヨルンの息子)にメッセージを届ける任務が描かれたとのこと。
- デッキは30枚のカードで構成され、カード上部には各カードの属性(スフィア)を示す色が用意されている。紫はアラゴルンに代表されるリーダーシップスフィア、緑はアルウェンに代表されるヒールやヒーロー/配下の生存をサポートするロアスフィア、青は一つの指輪に対抗しうるフロドのような精神力の高さを特色とするスピリットスフィア、赤はギムリに代表されるタクティクススフィア。
- ガラドリエルが与える恩恵のような特別なエフェクト“アタッチメント”が存在し、スペシャルとアーマー、ウェポンの3カテゴリに分類される。これはデッキのカスタマイズ要素として機能している。
- ゲームプレイは、サウロンが中つ国の掌握に十分な力を得る脅威レベルが存在し、カウントダウンタイマーのような役割を果たす。脅威レベルが50に達するとゲームオーバーとなり、キャラクターにはそれぞれ固有の脅威値が設定されている。例えば、サウロンの目にとって主要な脅威であるアラゴルンの値は11と高いが、フロドの脅威値は非常に低く、青のスピリットスフィアは脅威を減少させる効果を持っている。
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