2022年6月に香港の著名な小説家“金庸”の人気武侠小説シリーズをビデオゲーム化するTencentとLightSpeed Studiosの新プロジェクト“Code: To Jin Yong”がアナウンスされ話題となりましたが、8月1日から4日に掛けて上海で開催された中国最大規模のゲームイベント“ChinaJoy 2025”にて、“Code: To Jin Yong”とは別に中国のCreateAI(旧:TuSimple)が開発を進めている同じ“金庸”原作のAAAオープンワールドRPG「Heroes of Jin Yong」の続報が解禁され、2028年の発売を予定していることが明らかになりました。
「Heroes of Jin Yong」は、神鵰剣俠をベースにビデオゲーム化する“Code: To Jin Yong”とは異なり、金庸の武侠小説シリーズ15作品を全て網羅するクロスオーバータイトルで、PS5とPC向けの新作として、Unreal Engine 5を採用し数億元(※ 1億元は約20億6,000万円)の初期投資と400名を超える規模の開発が進められており、2028年の発売や年内のトレーラー公開、プレイアブルデモのリリースなどを検討しているとのこと。
また、「Heroes of Jin Yong」は金庸小説15作品から120を超える名場面を再現するほか、960平方kmを超えるオープンワールド環境、300年に渡る壮大なストーリーと大量のキャラクターを特色とするほか、本作の開発に当たって北京市の懐柔区にアジア最大とされる2,000平方m規模の自社デジタルモーションキャプチャースタジオを設立したことが報じられています。
なお、「Heroes of Jin Yong」は2022年にCreateAIの共同創設者Chen Mo氏が金庸の人気小説“秘曲 笑傲江湖”の長編アニメ映画化権を獲得したことから実現したプロジェクトで、Chen Mo氏はこれまで自動運転技術を専門としていたTuSimple/CreateAIがAAAビデオゲームビジネスに参入する意義と重要性について、Game Scienceにおける“黒神話:悟空”と同様の意味を持つものだと伝えています。
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