昨年11月10日に待望の第1弾邦訳コミック“ウィッチャー 1: HOUSE OF GLASS”が発売されたお馴染み“The Witcher”シリーズですが、先日CD Projekt RedとDark Horseによるコミックシリーズ第2弾「ウィッチャー 2: FOX CHILDREN」の邦訳版が遂に国内で発売を迎え、G-NOVELSより本作の見本誌を頂きました。
暗い森の不気味な屋敷へと迷い込んだゲラルトを描いた前作に続く“ウィッチャー 2: FOX CHILDREN”は、全く新しいエピソードとして、ノヴィグラドへと向かうゲラルトの船旅を描いたコミックで、重厚なサブクエストを追体験するようなストーリーを通じて、ゲラルトの人物像やウィッチャー世界をさらに深く掘り下げるファン必携の1冊となっています。
また、“ウィッチャー 2: FOX CHILDREN”は原作小説のスピンオフ“Sezon burz”(Season of Storms)の一部設定をもとにしており、原作にも登場したおおらかなドワーフのホルン吹きアッダーリオ・バッハと、いつもよりやや口数の多いゲラルトさんの実に楽しい掛け合いが楽しめるほか、夢とも現ともつかない胡蝶の夢のようなストーリー、複数の種族が共存するウィッチャー世界特有の文化、ゲームには登場していない一部クリーチャーの存在も大きな見どころと言えるでしょう。
ことゲーム本編のサブテキストや導入の補足、ファンサービスの域を出ない作品が山積する“ビデオゲームのアメコミ化作品”という玉石混淆のサブジャンルにおいて、CDPRとDark Horseの“ウィッチャー”コミックシリーズは、原作やビデオゲーム本編とも全く異なる、コミックでしか成し得ない独立したストーリーテリングやキャラクターの魅力的な対話を高い品質で描く希有なシリーズの1つと言って間違いありません。
国内向けの原作小説も2冊刊行され、今後はPlatige ImageとNetflixによるTVドラマシリーズ、さらには“グウェント”のストーリー拡張も控え、今や世界中で愛される一大フランチャイズとなった“ウィッチャー”シリーズですが、作品世界にどっぷりと浸っていたいファンは、さらなる展開に向けて、豪華なインタビューや翻訳監修を務めた本間覚氏によるあとがき、素敵なアートワークを多数収録した“ウィッチャー 2: FOX CHILDREN”でゲラルトさん成分をたっぷり補充しておいてはいかがでしょうか。
累計販売本数2500万本突破の傑作RPG『ウィッチャー』シリーズのコミック邦訳版第2巻が早くも登場!
重厚なストーリーと徹底的につくりこまれた世界観、個性あふれる登場人物で、世界中のゲームファンを熱狂させた『ウィッチャー』シリーズ――その世界をもとに、アイズナー賞受賞作家のポール・トビンと、新進気鋭のコミックアーティストのジョー・ケリオがコミック化。
ゲームシリーズの熱心なファンはもちろんのこと、すべてのRPGファン、ファンタジーファン必見の一冊!ノヴィグラドへと向かう道中で船に乗ることになったゲラルトだったが、その船旅は一筋縄ではいかなかった。無知な輩が乗っているかと思えば、ならず者や無法者までいる始末。
ひときわ危なっかしい連中もいて、一人の同乗者の蛮行によって、ゲラルトたちは絶体絶命の窮地に立たされてしまう。
彼らには、復讐心に燃える母狐の魔の手が迫っていた!
原作小説「Sezon burz」をもとにしたという伝説の“白狼”、ゲラルトのもうひとつの物語をフルカラーコミックで体感せよ!巻末には、ウィッチャー・アート・コンテスト受賞者によるファンアートや、『ウィッチャー3 ワイルドハント』のコンセプトアートを収録。
さらに、コミックとゲームのスクリプトの違いや、コミックシリーズの魅力について語る、ライターのポール・トビンと、CD Projekt REDのリードライター、ボリス・プガチュ・ムラシュキビチュによる貴重なインタビューも掲載したファン必携の一冊です。
PC | PlayStation 4 | Xbox One | Wii U
PlayStation 3 | Xbox 360 | PS Vita | DS
Mobile | Movie | Rumor
Culture | lolol | Business | Other
RSS feed | About us | Contact us
かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
おこめ( Twitter ):メシが三度のメシより大好きなゲームあんまり知らないおこめ。洋ゲー勉強中。