先日、フランスのデベロッパ“Darjeeling”が、ドイツの婦人科医・科学作家で人体の構造と役割を機械に見立てた独創的かつシュールレアリスティックな解剖図の数々で知られるフリッツ・カーン(1888~1968)の作品にインスパイアされたモバイル向けの新作「Homo Machina」を発表し、iOSとAndroid向けの新作として今春の発売を予定していることが明らかになりました。
また、発表に併せてフリッツ・カーンの象徴的な人体機械解剖図を想起させる、まるで工場のような体内をレトロフィーチャーなアプローチで描いた素敵なティザートレーラーが登場しています。
なお、本作の開発を手掛けるフランスの“Darjeeling”は、かつてフィリップ・K・ディックをテーマに、その作品ではなく、所謂ディック的な人物像と人生を追体験する独創的なアドベンチャー“Californium”を手掛けたスタジオで、今回の“Homo Machina”がスタジオの第2作目となります。
かつてフリッツ・カーンが抱いた科学的なビジョンの共有を目指す“Homo Machina”は、人体を運用する小さな労働者達があくせくと働く機械的な体内を調査する2D探索ゲームで、詩的なナレーションやシンプルなゲームメカニクス、高品質なアニメーションを特色としているとのこと。
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