“Star Wars Battlefront II”のストーリーキャンペーンを手掛け、一時はAmy Hennig女史とVisceral Gamesのスター・ウォーズ作品に参加する一方で、予てからAssassin’s Creed的なオープンワールドアクションアドベンチャーとなる新IPの開発を進めていることが報じられていたJade Raymond女史の新スタジオ「EA Motive」ですが、誰も見たことがないようなタイトルと語られる新作の動向に注目が集まるなか、新たにJade Raymond女史がGamesBeatカンファレンスに登壇し、来る新作の開発について言及。かつて女史が中心的な役割を果たした“Assassin’s Creed”とは異なる、全く新しいアイデアとアプローチで開発を進めていることが明らかになりました。
かつてUbisoftで、何年ものあいだ持続し、映画やノベライズ、その他のエンターテインメントにまで拡がるフランチャイズ“Assassin’s Creed”を生み出した経験を挙げ、現在のゴールが全く異なるものだと語ったJade Raymond女史は、“Assassin’s Creed”を作り上げる際に、「他のデベロッパ達の手に渡っても進化し続けることができる新しいブランドをどう実現するか」を考えていたと振り返り、“Assassin’s Creed”のそれはフレームワークだったと説明。一方で、現在はファンやプレイヤー達に帰属するブランドをどう作り上げるべきか、自問自答を行っていると伝えています。
Jade Raymond女史が語るコンセプトとアプローチが示す具体的なディテールは不明ながら、もはや(良くも悪くも)半ば終わらないフランチャイズとなった“Assassin’s Creed”は、文字通りUbisoftのフレームワークを体現する発明そのものであったことは間違いなく、この対比として“EA Motive”が一体どんなアプローチを創出するのか、今後の動向と来る新作のお披露目に大きな期待が掛かるところです。
なお、Jade Raymond女史はこの数年でプレイヤーとゲームの関係性が変化していると語り、(従来のように)ゲームを作る人とゲームをプレイしている人がただ存在しているのではなく、ライブ配信者やMOD開発者、その他のインフルエンサーがクリエイターとなり、前述の境界をあやふやにしていると分析。ゲームを作る定式はないと明言した上で、何かで定義することができないゲームを愛していると伝えています。
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