昨年9月にヤギと老婆の生活を描いた“Where The Goats Are”をリリースし、高い評価を獲得したオーストラリアのデベロッパ“Memory of God”が精神的な後継作品となる新作「The Stillness of the Wind」をアナウンスし、Surprise Attackがパブリッシャーを担当することが明らかになりました。
“The Stillness of the Wind”は、1人また1人と住人が去ってしまった寒村で、遂にたった1人となった老婆タルマの静かな生活を描く作品で、小さな農場で野菜を育て、ヤギの世話をしながら日々の糧を得る日常のルーチンに加え、ときおりタルマの元を訪れる旅の商人と物々交換をし、都市へ移り住んだ家族の手紙を待つといった緩やかなサバイバル要素を特色としており、タルマやヤギ、小さな家、畑、商人とのやりとりを描いたミニマルなトレーラーが登場しています。
今のところ、“The Stillness of the Wind”が人生と喪失をテーマにした静かな反芻を描くこと以外、本作のプロットに関するディテールは不明ですが、前身である“Where The Goats Are”は(ネタバレを避けるため具体的な言及は控えますが)ジョン・ウィンダムの“トリフィド時代”や“光る眼”、あるいはタルコフスキーの“サクリファイス”に通底するモチーフを扱った作品であり、Memory of Godが前作のテーマとゲームプレイをどう料理するのか、ヤギの準備ができ次第とされる“The Stillness of the Wind”の発売に期待が掛かるところです。
PC | PlayStation 4 | Xbox One | Wii U
PlayStation 3 | Xbox 360 | PS Vita | DS
Mobile | Movie | Rumor
Culture | lolol | Business | Other
RSS feed | About us | Contact us
かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
おこめ( Twitter ):メシが三度のメシより大好きなゲームあんまり知らないおこめ。洋ゲー勉強中。