先日、スタジオを代表するベテランライターDrew Karpyshyn氏の退社が報じられたBioWareですが、新たにスタジオのGM Casey Hudson氏が公式サイトを更新し、これから迎える刺激的な1年に向けて、スタジオのアイデアやニュースを直接共有するためのBlog更新を開始すると予告。第1弾として、来る新作やAnthemの取り組みにとって重要な基盤となるBioWareのビジョンについて興味深い見解を明らかにしました。
これは、Casey Hudson氏がかつてStar Wars: Knights of the Old RepublicやMass Effectトリロジーといった傑作の父として知られたBioWareにおける実績と、HoloLensや複合現実に取り組んだMicrosoft時代(2014年8月~2017年7月)を含む自身の経歴を改めて紹介した上で、昨年夏の復帰時にBioWareが直面していた“Mass Effect: Andromeda”の問題に言及し、本来BioWareが果たすべき最も重要なミッションについて見直しを図った経緯を紹介したもの。
氏は、BioWareへの復帰時に丁度“Mass Effect: Andromeda”がリリースされ、当初クォリアンのArkと運命を描くストーリーDLCの開発を予定していたものの、これをリリース出来なかった問題に言及し、当時プレイヤーにコンテンツを届けたい思いと、その他の計画に与える影響のあいだにある種のフラストレーションがあったと語り、この失敗と経験がBioWareの使命を改めて再考する決定的な瞬間になったと説明。BioWareは新しい経験と革新でユーザーを喜ばせる一方で、コミュニティがBioWare作品に求める世界やキャラクター、ストーリーに対する注力を維持する必要があると説明しています。
来るBioWareの作品が、新しいストーリーと経験の創出を継続しつつ、プレイヤーと共にゲーム世界を発展させ続ける関係を目指すと語ったCasey Hudson氏は、このミッションこそが来る“Anthem”の開発を駆動させる精神だと明言。“Anthem”が友人と共に経験できるストーリーや全く新しい世界を作り上げる、つまり過去のBioWareタイトルとは全く異なりながらも、明確にBioWareの精神が感じられる作品になるだろうと強調しました。
なお、次回の更新は見直されたスタジオのミッションが、“Anthem”や続く新作の開発に与えた影響について語られるとのこと。
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