かつて、Yager Developmentで“Spec Ops: The Line”や“Dead Island 2”の開発を率いたベテランJoerg Friedrich氏とSebastian Schulz氏のスタジオ“Paintbucket Games”が、ナチスの支配に立ち向かったドイツの市民レジスタンスをテーマに描く新作ストラテジー「Through The Darkest of Times」を発表し、ナチスの支配が進むベルリンや独創的なビジュアル、レジスタンスグループを描いたアナウンストレーラーを公開しました。
“Through The Darkest of Times”は、ヒトラーがドイツの首相となった1933年1月から、1945年5月8日の無条件降伏までの歴史を扱うストラテジーで、レジスタンスグループの活動計画や物資の獲得、ゲシュタポの回避、メンバーの士気管理といった組織運用を進める一方で、この時期に起こった歴史的・政治的な出来事が史実通りに発生し、プレイヤーの選択やレジスタンスグループに直接的な影響を与えるといった要素を特色としています。
開発を手掛けるPaintbucket Gamesは、しばしばビデオゲームの題材となるナチス・ドイツについて、第三帝国下における市民レジスタンスを適切に扱ったゲームが存在せず、ほとんどのゲームがこの期間を描く場合に重要な箇所を省いていると伝えており、ドイツの市民レジスタンスにまつわる魅力的で英雄的なトピックが多く存在することを強調しています。(確かにナチス支配下における国防軍や白いバラといった抵抗運動が描かれることは少ない)
今のところ、発売時期は不明ながら、全4章構成のうち1章の一部がプレイ可能となっており、早ければ2018年秋に早期アクセス版のリリースを予定しているとのこと。
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