キャラクターメイクから戦闘システムの詳細まで、遂に本格的なお披露目を果たした「サイバーパンク2077」のプレビュー情報ひとまとめ

2018年6月15日 17:35 by katakori
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「Cyberpunk 2077」
サイバーパンクなナイトシティには(もちろん)うどんを出す屋台が存在する

先日待望のお披露目を果たし、吹き替え対応を含む日本語版の発売も決定したCD Projekt Redの期待作「サイバーパンク2077」ですが、E3の開幕に伴いCD Projekt RedがE3会場で実施したクローズドな50分近いハンズオフデモに基づくプレビューが次々と報じられており、目が眩むような大量のディテールが浮上しています。

という事で、今回は各所のプレビューから判明した“サイバーパンク2077”のディテールを幾つかの項目に分けてご紹介。恐らく今回ご紹介する内容でさえ、全体のごく一部の僅かなコンテンツであることは間違いなく、まだ相当巨大な要素やシステムが控えていると思われますので、今年のE3で最も注目を集める作品と言っても過言ではないCD Projekt Redの野心作が気になる方は、一先ず第一陣のディテールをざっくりと確認しておいてはいかがでしょうか。

「サイバーパンク2077」とは、一体どんな作品なのか

参考:先日公開された“サイバーパンク2077”のE3トレーラー

先日のプレスリリースにもあったとおり、“サイバーパンク2077”はテーブルトークRPG“サイバーパンク2.0.2.0.”に基づくストーリードリブンなオープンワールドFPP-RPG(First Person Perspective PRG、つまり一人称視点のRPG)で、RPG要素を持つシューターではなく、“シューター要素を備えたRPG”だと報じられています。

対応プラットフォームはPS4とXbox One、PCで、発売日は未だ不明ながら、完全なシングルプレイヤー作品として開発が進められており、ローンチ後には“The Witcher 3: Wild Hunt”を超える規模の拡張やDLCの配信が行われるほか、確定してはいないもののマルチプレイヤー要素の導入についても検討が進められているとのこと。

“サイバーパンク2077”は、傑作The Witcher 3: Wild Huntを生んだCD Projekt Redが開発を進めており、プレイヤーの選択が結果に重大な影響を与え、物語全体をパーソナライズするようなストーリーテリングをはじめ、プロシージャル生成技術を用いず完全に手作業で構築された広大なオープンワールド環境、数十時間に及ぶメインストーリーと多彩なアクティビティやサイドイベントといったCD Projekt Red作品の象徴的な要素が受け継がれているほか、ゲームをより個人的な体験として感じさせる一人称視点の採用や、選択によって分岐する流動的なダイアログシステムの拡張といった取り組みを特色としています。

主人公“V”(ヴィー)のキャラクターメイキングとプログレッションについて

「Cyberpunk 2077」
本作の主人公“V”(ヴィー)、性別を含む詳細なカスタマイズが可能

本作の主人公は、金で危険な仕事を引き受ける都市の傭兵“V”(ヴィー)。新鋭のサイバーパンクでもある“V”は、冒頭のキャラクターメイキングやゲームプレイ中の成長を通じてプレイヤーが自由にカスタマイズ可能で、主に以下のようなディテールが報じられています。

  • “V”のキャラクターメイキングは、性別やボディタイプ、タトゥー、傷跡、髪形、メイク、衣装に加え、オリジナルと同じくプロットを深めるための“ライフパス”(成長の経緯を決める選択式のフローチャート)が用意されており、これに基づくバックストーリーがゲームプレイに直接的な影響を与える。
  • キャラクターメイキング時に割り振りできる主な能力値は、(ボディタイプの分割など、オリジナルとは一部異なり)以下の6種から構成される。
    • Strength / 筋力
    • Constitution / 耐久力
    • Intelligence / 知力
    • Reflexes / 反応
    • Technical Ability / テク
    • Cool / 意思
  • 主人公“V”は男女の何れもフルボイスのキャラクターとなる。
  • 主人公“V”のパーソナリティはプレイヤーの選択やバックストーリーによって形成される。
  • ※ 今のところ、精神異常やサイバーサイコシスに絡むEmpathy/人間性の扱いについては不明。ただし2013年のティザートレーラーはサイバーサイコ(サイバネティクスを過剰に埋め込むことで人間性が損なわれると共に感情を失い、完全に失った時点で他者への病的な憎悪に突き動かされる全身機械の最悪な殺人狂“サイバーサイコ”となる)を扱った内容だった。

また、キャラクターメイキング時にクラスを決定することはなく、ゲームプレイに応じて流動的なクラスカスタマイズが可能となるほか、2種類の経験値をベースにした新しいプログレッションシステムを導入したことが判明しています。

  • “V”が選択可能なクラスは “ネットランナー”と“テッキー”、“ソロ”の3種。これらのクラスから好みのアビリティを選択し、能力を自由にミックスした自分だけのサイバーパンクへと成長させることが可能。クラスのラインアップと概要は以下。
    • ネットランナー:ネットワークやハッキングに特化したサイバネティックなハッカー。
    • テッキー:修理や改造といった機械の扱いに長けるサイバネティクスの技術者。
    • ソロ:戦闘に秀でる雇われの兵士や暗殺者、ボディガード達。
  • ロッカーボーイやコーポレート、フィクサーなど、ゲーム内にはオリジナルに登場したその他クラスに所属するキャラクター達が登場する。上記3種に含まれない一部クラスの能力も入手でき、自身のカスタムクラスに組み込むことが可能となる。ただし、今のところ詳細は不明。
  • “V”の成長に関係する経験値は2種類存在し、それぞれに異なる役割を持つ。
    • Core XP:メインミッションから得られる主要な経験値
    • Street Cred:ストリート・クレッド、都市に対する“V”の造詣の深さを示すプログレッションで、主にサイドミッションを通じて獲得可能。なお、サイドミッションは特別なアップグレードや固有のボディパーツといったリワードをもたらす。
  • 新たに導入される“Street Cred”は、コンテンツのアンロックに関係しており、“Street Cred”を高めることによって、専用のベンダーや新たな仕事(やサイドミッション)を提供するフィクサー、新しいロケーションへのアクセスといったコンテンツが解禁される。
  • “Street Cred”は衣装によっても変化する。あるジャケットは“Street Cred”を5%上昇させ、新しいエリアへのアクセスを可能にするといった効果を持つ。なお、“サイバーパンク2077”の衣装は単なる外観アイテムではなく、防御やアビリティ、Coolを含む能力値、前述した“Street Cred”にも影響を与える。

「サイバーパンク2077」の戦闘システムについて

「Cyberpunk 2077」

前述の通り、“サイバーパンク2077”はシューター要素を備えたRPGであり、武器カテゴリや各種装備、インプラント、サイバネティクス、カスタムクラスによって大きく変化する多彩なプレイスタイルを特色としています。また、カバーベースの遠距離戦闘に加え、格闘を主体とする近接戦闘も可能で、“The Witcher 3: Wild Hunt”から得たノウハウが“サイバーパンク2077”の近接戦に活かされているとのこと。

また、オリジナルにはなかった主な新要素として、大きく役割が異なる3種の武器カテゴリや4種のダメージタイプの導入が判明しているほか、車の窓から身を乗りだし銃撃するビークル戦やチェイスといった要素も確認されています。

  • “サイバーパンク2077”には数多くの武器が登場するが、これらは主に3種の武器カテゴリに分類される。
    • パワーウェポン:従来の高威力な武器で、着弾時の衝撃により敵をひるませる
    • テックウェポン:カバーや敵を貫通する。E3デモにおいては、カバー中の敵をインプラントのスキャン機能で発見し、テック系のショットガンでカバー越しに攻撃するといったコンボが見られた
    • スマートウェポン:追尾や追従といった機能を持つ。敵を追尾する弾丸を放つスマートライフルの存在が確認された
  • 新たに4種のダメージタイプ(Physical/物理とThermal/熱、EMP/電磁パルス、Chemical/化学)が導入された。
  • 武器はMODでカスタマイズ可能。
  • “サイバーパンク2077”の銃撃戦はDeus ExやFallout 4よりもスピーディで、BorderlandsやDOOMよりはスローだったとのこと。
  • 戦闘時には、異なる四肢に対する与ダメージがBorderlandsのように数値で表示される。
  • 回復や各種ドラッグの摂取は吸引器のようなデバイスで行われる。
  • キャラクターのサイバネティクスやアップグレードはUI/HUDやゲームプレイ、戦闘に直接的な影響を及ぼす。以下、デモにて確認された例。
    • 手のひらを強化するサブダーマル(皮下)グリップは銃のダメージを増加させ、UIに弾薬カウンターを追加するほか、新しい射撃モードを追加する。
    • 眼球モジュールといったサイバー“視覚”用ツールはズーム機能や敵/ビークルのスキャンといった能力を付与する。
  • ステルスメカニクスは存在するが、今のところ具体的なディテールは明かされていない。
  • 敵をハッキングし、彼等の仲間に悪意のあるソフトウェアをインストールできる。ハック後に、敵の通信を遮断するウイルスを送信し、発砲を妨害するようなシーンが見られたとのこと。
  • 薬物を摂取することで戦闘時に時間の経過を鈍化させるバレットタイム的なアビリティやスライディングアクションが確認された。
  • 敵に対するスキャンは、弱点を明らかにする場合がある。
  • 装備やインプラント、サイバネティクス、クラスに基づく多数のパッシブスキルやアビリティ、Perkが存在する。
  • デモに登場した“V”は女性で、ウォールランやオブジェクトの乗り越えといったアクションで戦う非常に機敏なソロとして描かれたが、強力な拳で戦う重厚なソロを作ることも可能。
  • 跳弾を利用するターゲッティングシステムが存在し、武器によっては壁を狙った際に、Peggleのような弾道の軌跡が視覚化される。
  • デモにおける通常時のUI/HUDは最小限で、シンプルなコンパスと小さなクエストログが表示されるのみだった。一方で、UI/HUDは戦闘時に拡張され、敵の名前や体力バー、レベル等が確認可能だった。また、プレイヤーよりも高いレベルの敵は数字の代わりに“?”で表示される。
  • ゲーム後半のアビリティとして、サイバーパンク2077のティザートレーラーに登場した両腕からカマキリのような刃が出現するブレードやウォールランが提示され、“V”がウォールラン中にジャンプし、2本のブレードで敵を頭上から急襲するといった忍者のようなアクションが描かれていた。
  • AIコンパニオンが車の運転を担当し、“V”が窓から身を乗りだし銃撃するビークル戦闘とチェイスシーンが見られた。
参考:2013年に公開されたティザートレーラー、サイバーサイコとNCPDサイコ部隊のMax-Tacエージェントを描いた
「Cyberpunk 2077」
映像の女性サイバーサイコが使用していたカマキリのようなツインブレードももちろんゲームに登場する

「サイバーパンク2077」のゲームプレイについて

「Cyberpunk 2077」

また、作品のコンセプトや多彩なアクティビティに関するディテールも報じられています。CD Projekt Redは、“サイバーパンク2077”が成熟したオーディエンスに向けて成熟した経験を届ける作品だと説明しており、“The Witcher”シリーズに続いてヌードや性的なコンテンツ、激しい暴力表現や言葉による描写、そしてロマンスを導入することが判明しています。

ここでは、各種アクティビティや戦闘以外のゲームプレイ、三人称視点カメラの併用に関するディテールをまとめてご紹介します。

  • 前述の通り、“サイバーパンク2077”はThe Witcherシリーズと同じく成人向けの作品であり、ヌード描写や一夜限りの情事、より情緒豊かで持続的な本格的なロマンスが用意されており、一部は“V”の性別やプレイヤーの選択によって変化する。また、暴力や暴言についても激しい描写や文言が数多く確認されており、“V”が男の頭をクーラーボックスに詰め込み、背後から脳を破壊するような激しい表現が見られたとのこと。
  • ゲームプレイは一人称ながら、ビークルの運転中は一人称と三人称視点を任意に切り替え可能。一人称視点で運転する際には、車のフロントガラスにデジタルなUIが直接投影表示される。
  • 運転中に加え、カットシーンや“V”のアップグレード時についても三人称視点が用いられる。VG247の報告によると、カットシーンにおける一人称視点と三人称視点の遷移はこれまで見たゲームの中で最もシームレスで、魔法のような没入感が得られたとのこと。
  • “サイバーパンク2077”にレベルスケーリングは存在しない。
  • ゲーム内では傭兵のブローカーであるフィクサー(オリジナルに登場するロールの1つ、ストリートにおける契約の代理人や密輸、情報のやりとりを担うブローカー的なクラス)からクエストが得られる。
  • 街の闇医者リパードクを訪れることで、インプラントの購入やサイバーウェアのアップデート、新しいアビリティやスキルを備えた“V”のカスタマイズが可能となる。デモにおいては、Doctor Victorと呼ばれるリパードクが“V”の目玉を引き抜き、ズーム機能やアイテムスキャン、弱点の発見といった機能を持つインプラントに交換するシーンが見られた。
  • また、リパードクが“V”の手のひらをサブダーマルグリップ付きのものと交換する様子が見られた。もちろんこれらのインプラントやサイバネティックの購入やアップグレードにはコストが必要となる。
  • デモの冒頭には“V”のアパートが登場した。このアパートにはコンピューターやクローゼット、武器庫が存在し、メールのチェックを含むコンピューターの使用、衣装や銃の格納、装備品や武器、衣装の確認やカスタマイズといった役割を持つ拠点として継続的に利用可能。また、ゲームプレイを通じて別の住まいを購入することもできる。こちらについては改めて情報がアナウンスされる予定。
  • ステルスから敵を無力化した上で、その後敵の頭部にジャックインし、これから侵入する施設の見取り図を入手する様子が見られた。
  • 危機的な状況にあっても、会話を通じて幾つかの危険を回避することできる。
  • 従来のRPG的な消費アイテムが存在する。
  • アクティビティやミッションにおける障害は複数の解決方法を持つ。“V”がドアに到着した際、ハッキングスキルが低すぎたものの、エンジニアスキルが高かったことから、付近のパネルを分解して取り外し、新しい経路を得ることができた。
  • このように、ゲームには様々なスキルとスキルチェックが用意されているものの、CD Projekt Redは会話に関するクラスやスキルチェックによる制限は望んでいないとのこと。
  • アイテムを詳しく調査するシステムが存在し、対象をクローズアップすることで多くの情報やLoreが学べる。デモ中には、この機能を用いて盗品のBotを調査し、“V”とBotをリンクする様子が見られた。

舞台となる近未来の巨大都市“ナイトシティ”について

「Cyberpunk 2077」
巨大な高層ビルが建ち並ぶナイトシティ

本作の舞台となる巨大都市“ナイトシティ”は、“サイバーパンク2077”(ひいてはオリジナルの“Cyberpunk 2.0.2.0.”)における主人公の1人とも言えるほどに重要な存在で、スタジオの前作“The Witcher 3: Wild Hunt”に続いて、プロシージャルな自動生成技術を用いず、巨大な街全体を全て手作業で作り込んでいるとのこと。

ナイトシティの出自や特徴については、情報が余りにも多すぎるため、今回はゲームプレイに影響するディテールと都市の概要に留め、詳細についてはまた別の機会に改めてご紹介します。

  • 舞台となる“ナイトシティ”はサンフランシスコとロサンゼルスの間に存在する架空の都市で、両方の都市に影響を受けている。
  • 退廃的な近未来都市“ナイトシティ”には、昼夜の完全なサイクルが存在し、ノワールスタイルの環境やアートスタイルを特色とする。
  • 世界のディテールの全てに固有の目的が存在する。ワールドデザインは作品のトーンを決定付ける際の大きな焦点だった。
  • 都市は6つの地区(City CenterとWatson、Westbrook、Heywood、Pacifica、Santo Domingo)から構成される。後述する今回のデモは、全てWatson地区の僅かな一部を舞台に展開したものだったとのこと。幾つかのエリアは生き馬の目を抜くようなスラム街で、一部は明確に上流階級向け、或いは犯罪が支配する場所だった。それぞれの地区に高層の居住区が存在し、市場や市民が存在している。
  • ナイトシティのオープンワールド環境はローディング画面を見ることなく、シームレスに移動可能。
  • The Witcher 3: Wild Huntの世界は水平方向に巨大だったが、“サイバーパンク2077”のナイトシティは垂直方向に巨大な世界となり、調査すべきコンテンツで満たされている。ただし、都市のサイズは(まだ開発が進められていることもあって)今のところ未定とのこと。
  • ナイトシティにおける標準的な通貨はユーロ=ダラー(eb)で、人々はこれをEddiesと呼んでいる。
  • 建築物の内部に入ることができる。巨大な高層ビルは探索すべき複数のフロアと多数のエリアを持ち、フロア移動にはエレベーターが用いられる。
  • 広大な都市の内部を操作可能な車やバイク、徒歩で移動可能。(トラウマ・チームやミリテク幹部の登場シーンに)飛行ビークルの存在も確認済み。
  • 都市にはMegabuildingsと呼ばれる巨大建築物の複合体が存在し、“V”のアパートはこの中に存在する。
  • 都市の散策中には雑談のダイアログがポップアップで表示される。
  • 後述するデモの流れにて確認できるが、今回のデモには“V”の友人であるJackieがAIコンパニオンとして登場し、“V”と共闘する。ただし、彼は常に“V”行動を共にする仲間ではなく、ゲームのほとんどは“V”の単独プレイとなる。“V”は一匹狼の傭兵で、様々な仕事を通じて他者と行動を共にするものの、“サイバーパンク2077”はパーティ/グループを基盤として進行する作品ではない。CD Projekt Redは本作がソロプレイと経験にフォーカスした作品だと説明している。

E3 2018会場で上映されたハンズオフデモについて

「Cyberpunk 2077」

E3 2018の会場でメディア向けに上映されたクローズドなハンズオフデモは、50分に及ぶ長大なノーカットのプレイスルーで、冒頭のキャラクターメイキングを除いて、主に3つのパートから構成され、主人公の“V”と屈強な友人(ソロのAIコンパニオン)“Jackie Welles”が行方不明となった女性を探索し救出するミッション。その後、アパートでのアクティビティ紹介。さらに、Dexter Deshawnと呼ばれるフィクサーから請け負った本格的なミッションの進行を描いたことが判明しています。

また、デモ中にはトラウマ・チーム(世界最大の私設医療会社トラウマ・チーム・インターナショナルの高額な医療サービスを担う武装救急部隊、世界各地にオフィスがあり、申込があり次第飛行タイプのビークルで現場に急行し、必要があれば現場を沈静化し顧客の治療や蘇生を行う)の登場や、ミリテクの女性エージェントMeredith Stout、誘拐した被害者のインプラントを盗む犯罪組織“Scavengers”、身体改造に取り憑かれたギャング勢力“Maelstrom”など、原作ファンにも興味深い多数のディテールが描かれていたとのこと。

■ 行方不明の女性を追うミッション

  • 今回のデモは、冒頭のキャラクターメイキングを通じて女性の“V”を作成。“V”は友人のJackieと共に行方不明となった女性を捜索するミッションを請け負う。
  • この女性は、身体改造者を誘拐しインプラントを盗む犯罪組織“Scavengers”に拉致されており、Scavengers達との戦闘を通じて屋内を進むうち、“V”とJackieはバスルームで氷に満たされたバスタブに、瀕死となった行方不明の女性と男性の死体を発見する。
  • シリーズのユニバースにおける富裕層は、前述したトラウマ・チームのサービスを利用するために、自身の生体情報に基づき、蘇生が必要な場合に自身の居場所を発信し救出を要請するインプラントを埋め込んでいるが、彼女のそれは機能していない。“V”は彼女の頭部に生体インターフェースを通じてジャックインし、トラウマ・チームの救援要請を妨害していたウイルスを発見。これを無力化し、トラウマ・チームの救援要請に成功する。

■ 街の移動とアパートにおけるアクティビティ

  • 行方不明の女性をトラウマ・チームに任せ、初のミッションをクリアした2人は、都市を歩いて移動する。ここでは都市の壮観なビジュアルや活気に満ちたストリート、多彩なNPC達が描かれ、プレイヤーがNPCにフォーカスすると、彼等のレベルや素性(ジャンキーやボディガードといった)テキスト情報が得られた。友人のJackieはレベル8だったとのこと。
  • その後、“V”は自宅のアパートへと帰り、前述したアパートでの各種アクティビティが紹介された。

■ フィクサー“Dexter Deshawn”の依頼仕事

  • 自宅のパートを終え、“V”とJackieは再び街へと移動。金色のインプラントを持つ腕で葉巻を吸う大物風のフィクサー“Dexter Deshawn”と仕事の話を進める。Dexterは“V”が信用に足る人物か確かめるべく、ギャングによって奪われたミリテクの高価な戦闘装備を回収する任務を依頼する。(※ ミリテク/Militechは代表的なメガコープの1つで世界最大の兵器メーカー)
  • “V”はミリテクの代表と会うために、まずインプラントをアップグレードすべく街のリパードクを訪れる。ここでは前述のサブダーマルグリップやスキャン機能を持つキロシ(光学系の製品やヘッドアップディスプレイを手掛けるメーカー)のサイバー“視界”用インプラントを手に入れる下りが描かれた。
  • その後、“V”はJackieの新車でハイウェーを雑談しながら進み、護衛を従えたミリテクの女性リーダーMeredith Stoutと対面する。彼女達と護衛は非常に高レベルの存在で、“V”は単身彼女との対話を決定。ここでは選択によって大きく結果が変化するダイアログが提示され、CD Projekt Redが幅広い選択肢を用意している旨を強調していた。Stoutは、“V”との間に神経リンクを確立し、“V”がもし嘘をついていればすぐに分かると説明。1人でここへやってきたかと問われ、1人だと答えた“V”の嘘がばれ、地面に組み伏せられた“V”の頭部に銃が突きつけられる。ここで、“V”はなんとか危険を避け、Stoutの信頼を回復するダイアログ選択を使用。
  • Stoutから交換用のクレジットチップを渡された“V”とJackieは、ミリテクの装備を奪ったギャング“Maelstrom”との交渉に向かうことになる。
  • 2人は廃墟となった食肉工場を根城とする“Maelstrom”との交渉に望むが、既にミリテクから奪った装備の一部を改造し、新たな武器として利用している。“Maelstrom”のアジトでギャングのボスRoyceと2人が対峙し、緊張が走るなか、Royceは“V”が提示したクレジットチップと奪われた武器の交換に応じる。
  • しかし、これはミリテクの罠で、これに接続した“Maelstrom”のメンバーがウイルスで脳を焼かれ、両目から炎を吹き出しながら死に絶える。交渉は決裂し、“Maelstrom”との戦闘が開始。ミリテクの制御可能な戦闘Botや跳弾で攻撃可能な武器を発見し、ステルスや代替経路等の発見を併用しながら、工場内部で“Maelstrom”との戦いを繰り広げる。
  • 最後は強化外骨格に搭乗したRoyceとのボス戦に勝利し、工場を脱出することでミッションをクリア。サイドミッションであるため、リワードとして“Street Cred”が得られた。
  • CD Projekt Redによると、クエストのクリア方法と結果、進行の変化は無数に存在し、場合によってはMaelstromのボスRoyceと協力する展開もあるとのこと。
「Cyberpunk 2077」
武装したトラウマ・チームの救急部隊、連絡した瞬間から高額な請求が始まる
「Cyberpunk 2077」
ミリテクの蜘蛛型リモート
「Cyberpunk 2077」
伝説のロッカーボーイ、ジョニー・シルヴァーハンドのアルバムを手にする市民
「Cyberpunk 2077」
街のリパードク、デモに登場したDoctor Victorだろうか
「Cyberpunk 2077」
こちらもトラウマ・チームの面々、冒頭ミッションの女性救出シーンか
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ミリテクの幹部Meredith Stoutと思われる女性
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