Perkの消費アイテム化やインベントリの仕様など、ベータの開幕が迫る「CoD: Black Ops 4」バトルロイヤル“Blackout”の新情報まとめ

2018年9月8日 13:55 by katakori
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「Call of Duty: Black Ops 4」

日本時間の9月11日午前2時に始動するPS4版先行プライベートベータ(海外は予約購入者向け、国内PS4版は前回のマルチプレイヤーベータ時に実質無料の参加権を販売)がいよいよ目前に迫る「Call of Duty: Black Ops 4」のバトルロイヤルモード“Blackout”ですが、Xbox One版と海外PS4版ベータクライアントの“Blackout”アップデートも開始され、ベータの始動に期待が掛かるなか、新たにTreyarchがバトルロイヤルモードの概要を紹介するライブ配信を実施し、これに出演したDavid Vonderhaar氏や Dan Bunting氏がシリーズ初のバトルロイヤルについて幾つかの興味深いディテールを明らかにしました。

今回は、配信から判明したディテールに加え、海外公式サイトに掲載された“Blackout”ベータのフィールドマニュアル、さらにGame Informer誌10月号に掲載されたハンズオンのインプレッションから判明した情報をまとめてご紹介します。

昨晩放送された公式ライブ配信のアーカイブ
参考:先日公開されたバトルロイヤル“Blackout”のゲームプレイトレーラー

再掲:“Blackout”ベータのスケジュール

■ PS4先行ベータ

  • 開始:9月10日 PT午前10時/GMT午後5時 (日本時間9月11日午前2時)
  • 終了:9月14日 PT午前10時/GMT午後5時 (日本時間9月15日午前2時)

■ PS4とXbox Oneベータ

  • 開始:9月14日 PT午前10時/GMT午後5時 (日本時間9月15日午前2時)
  • 終了:9月17日 PT午前10時/GMT午後5時 (日本時間9月18日午前2時)

■ 予約購入者向けのBattle.net専用PC先行ベータ

  • 開始:9月14日 PT午前10時/GMT午後5時 (日本時間9月15日午前2時)

■ Battle.net専用PCオープンベータ

  • 開始:9月15日 PT午前10時/GMT午後5時 (日本時間9月16日午前2時)
  • 終了:9月17日 PT午前10時/GMT午後5時 (日本時間9月18日午前2時)

“Blackout”ベータのディテール

■ 基本的なシステムと仕様について

  • “Blackout”ベータには、ソロとデュオ、クアッドからなる3種のゲームモードが実装される。最大同時プレイヤー数は80人。何れのモードもゲームメカニクスそのものは同じだが、モードによって戦略が大きく変化する。
  • David Vonderhaar氏によると、ベータ中に3人チームや5人チームといった設定を試みる可能性があるとのこと。
  • デフォルトのマッチメイキングは、プレイヤーをチームに所属させるよう動作するが、ソロプレイを望む場合には、チームへの所属を無効化することでソロプレイ可能となる。
  • “Blackout”はバトルロイヤルゲームで、最後に生き残ったプレイヤーもしくはチームがゲームの勝者となる。リスポーンは無し。プレイエリアは、マッチの開始後徐々に狭まり、戦いが激化する。本作におけるプレイエリアの縮小は、“Collapse”と呼ばれる。(PUBGであればブルーゾーン、Battlefield Vは巨大な炎の輪が戦場を狭める)
  • プレイエリアの外部では、ビークルや装備品が機能しない。
  • プレイヤーは、“Blackout”のマッチが開始前に“Drop Zone”と呼ばれるプレゲームロビーへと運ばれる。ここでは、マップの予習や武器の使用、ゲームシステムやメカニクスの理解を深めることができる。プレイヤーが集まり、マッチが開始する際は、“Drop Zone”で使用した武器や装備品は消失する。
  • マッチ開始時は、ランダムに選ばれた直線コースを進む輸送ヘリに全てのプレイヤーが搭乗し、プレイヤーが各自任意のタイミングで降下を開始する。
  • 降下はウィングスーツで行われ、比較的自由な空中制御が可能。その後、地面に近付いた際に、パラシュートが自動で展開する。
  • ウィングスーツは降下時以外も使用可能(ジャンプボタン長押しで展開)で、マップ内で落下ダメージを受けないベースジャンプが可能となる。
  • Treyarchで実際に“Blackout”をプレイしたGame Informerは、本作のバトルロイヤルがFortniteよりもむしろPUBGに近く、PUBGの安定版のように感じられたと説明している。

■ 利用可能なビークル

  • “Blackout”ベータでは、4種のビークルが利用可能。
  • ATV:最大2人搭乗可。スピードは抑えめながら、オフロードでの走行に秀でる。
  • カーゴトラック:トラックの荷台を備えたトラック。運転席は1人のプレイヤーが搭乗可能。オフロードでの走行とスピードに制限有り。荷台には武器やその他のアイテムを格納できる。
  • Tactical Raft:2人乗りの戦術ボート、マップに多く存在する水域の移動が可能。
  • ヘリコプター:4人の乗客とパイロット1人が搭乗できるヘリ。ロックオン可能なミサイルランチャーに対して非常に脆弱ながら、迅速な移動が可能。
  • ビークルに燃料の概念はない。また、それぞれに異なるヘルス値を持っている。
  • ビークルの前後移動は(トリガーにアクセルを割り振るタイプではなく)スティックを使用し、容易に操作可能。

■ ロードアウトについて

  • “Blackout”のプレイヤーには、デフォルトで5つの装備スロットが用意される。なお、以下のアイテムは前述のスロットを消費せず装備可能。
    • 2つの武器
    • ヘルスアイテム1つ
    • アーマーアイテム1つ
    • バックパック1つ
    • 装備アイテム
    • 各最大200発所持可能な弾薬タイプ
  • インベントリは、インベントリメニューとクイックインベントリメニューから管理可能。
    • インベントリメニュー:所持品全ての管理が可能。Perkの消費やチームメイト向けにアイテムを落とす、アタッチメントの装備、その他の操作が可能。
    • クイックインベントリメニュー:インベントリからクイックアクセス可能なアイテムを予め選択しておける。ヘルスアイテムを使用した際に消費されるアイテムの設定や、選択しておいたPerkの有効化、武器のアタッチメント変更といった機能を持つ。クイックインベントリメニューはD-padの下で終了可能。
  • マップ上で装備品を発見した場合、インベントリメニューを介さず、直接装備することも可能。例:アタッチメントを発見した場合、デフォルトのアクションで、現在所持している武器が当該アタッチメントに対応している場合、直接武器にアタッチメントが装着される。第2の選択として、インベントリに空きスペースがある場合は、インベントリにアイテムを加えることもできる。
  • アイテムは、取得した順に自動装備される。最初に拾った装備品がフラググレネードで、次にコンカッショングレネードを取得した場合、フラググレネードを全て使い果たした際、コンカッショングレネードが装備品スロットに自動装備される。

■ “Blackout”に登場するアイテムのタイプについて

  • 武器:マップの各所で発見できる。カテゴリはピストルとサブマシンガン、アサルトライフル、ショットガン、タクティカル/スナイパーライフルに加え、レアなロケットランチャーが存在する。同時に最大2つの武器を所持可能。なお、本作にはクラシックな“World at War”武器も登場。
  • アタッチメント:武器に装着可能なアタッチメント。幾つかのアタッチメントは特定の武器にのみ適用可能。例:サブマシンガンは長距離スコープに対応しない。
  • 武器に装備済みのアタッチメントはインベントリのスロットを占有しない。ただし、武器から取り外したアタッチメントはインベントリのスロットに格納される。
  • 弾薬:弾薬はその他のアイテムと同様、マップ上で見つかる。弾薬はインベントリのスペースを消費しないが、各弾薬の最大所持数には上限が設けられている。また、発射した弾丸には距離応じた落下を含む物理的な弾道が適用される。
  • アーマー:“Blackout”には3段階の強度を持つアーマーが存在し、一度に1つだけ装備可能。アーマーはそれぞれ防御力を増加させるが、発見は困難。
  • バックパック:持ち運び可能なアイテムの数をデフォルトの5つから10まで増加させる。バックパックは最初のストレージアイテムだが、ローンチ後にさらなるストレージアイテムが実装される予定。
  • 装備品:タクティカル・リーサルグレネードに加え、トロフィーシステムといった装備品が入手可能。さらに、Razor WireやMesh Mines、Sensor Dartsといったスペシャリスト用装備も非常にレアながら登場し、全てのプレイヤーが使用可能。なお、装備品には使用介すが設けられている。
  • 回復アイテム:“Blackout”の全プレイヤーは150ヘルスでマッチを開始する。マップ上で回復アイテムを発見し、ヒールボタンを長押しすることでダメージを回復することができる。ベータには3種の回復アイテムが実装済み。
    • First Aid:少量のヘルスを迅速に回復。最も容易に入手でき、インベントリスロット上で最大5つまでスタック可能。
    • Med Kit:First Aidよりも多くのヘルスを回復するが、回復速度は遅い。
    • Trauma Kit:最も多くのヘルスを回復させ、追加で50のヘルスをもたらす。スタック不可で、所有数分のスロットを占有する。
  • Perk消耗品:“Blackout”におけるPerkは、マップで発見し、インベントリに格納した上で、有効化した際に初めて効果を発揮する。つまり、Perkは有効化するまでその効果を発揮しない。Perkの効果には時間制限が設けられ、Perkの有効化に必要な時間や効果の持続時間は入手したPerkの強さに依存する。
  • スペシャルアイテム:“Blackout”には、ゲームチェンジャーとなる幾つかの特別なアイテムが存在する。この1つに“Recon Car”が含まれる。“Recon Car”は、RC-XDに似たラジコンカーだが、最大の違いは“Recon Car”が爆発しないことにあり、優れた偵察用のデバイスとして使用可能。
  • このほか、マルチプレイヤーのスペシャリスト装備や武器(前述のRazor WireやMesh Mines、Sensor Darts)が“Blackout”の特別なアイテムとして登場し、全てのプレイヤーが使用可能。
  • スペシャルアイテムの入手方法として、サプライドロップとサプライスタッシュが存在する。サプライドロップは空から投下されるクレートで、サプライスタッシュは複数のロケーションに隠されている。何れも、入手時は他のプレイヤーに対して無防備になることから、入手前に周辺を確認する必要がある。

■ ゾンビについて

  • ゾンビは、マップ上に記しが付けられた“Mystery Supply Stash”から出現する。(Game Informerのハンズオンでは、一度に5~8体出現し、大きな音を生じさせることから、他のプレイヤーを呼び寄せてしまう危険があったとのこと。)
  • ゾンビと“Mystery Supply Stash”からは、レイガンやサルの玩具といった固有のゾンビアイテムが入手可能。
  • 今のところ、その他の詳細については伏せられている。

■ “Blackout”のマップについて

  • BlackoutのマップはTreyarch史上最大規模のマップとなり、マルチプレイヤーの人気マップやゾンビファン向けのロケーションが統合されている。また、Nuketown島には、マルチプレイヤーとゾンビファンの両方に向けた何かと全く新しい要素が用意されているとのこと。(Game InformerはNuketownの地下に一部浸水したバンカーが存在したと報告している)
  • 面積はNuketownの2,500倍に達する。
  • Nuketownの看板には、マッチで生存中のプレイヤー数が掲示される。
  • Estatesのバスケットコートなど、一部にインタラクティブな環境オブジェクトが存在する。
情報元及びイメージ:Charlie INTEL, Charlie INTEL, Charlie INTEL, Activision

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