2019年2月11日 11:11 by katakori

2016年11月にローンチを果たした続編“Watch Dogs 2”以来、フランチャイズの続報が途絶えている「Watch Dogs」シリーズですが、新たにUbisoftが“Watch Dogs”の新規商標を米国特許商標庁に出願していたことが発見され話題となっています。

これは、Comicbookが昨年11月末に出願された“Watch Dogs”商標について、これがPS5とXbox One向けの新作“Watch Dogs 3”を示唆するものではないかとやや飛躍気味に紹介したものですが、実際の商標は“Watch Dogs”であり、プラットフォームやナンバリングに関する具体的な情報は記載されていません。

余談ながら、Ubisoftの“Watch Dogs”商標は2012年6月以来、サービスマークを含め10度に渡って出願・登録されており（※ うち失効は5つ、4つが有効な商標、1つが今回の出願分）、当初は2種類のサービスマークと2種の商標によって構成されていましたが、現在は2種のサービスマークと3種の商標に分類されています。

実のところ、今回の商標は2015年1月22日に出願され、2018年8月20日に失効した“86511186”番のサービスマークと商品・役務の内容がほぼ合致しており、2018年11月29日に新規出願された今回の“Watch Dogs”商標は（確かに新規の出願ではあるものの、これまでの失効分と現行の商標/サービスマークを鑑みるに）この“86511186”を更新するために提出された、いわば通常通りの更新分である可能性が非常に高いと言えます。