昨晩の長時間配信を経て、“Titanfall”ユニバースが舞台となるヒーロー/チームベースのF2Pバトルロイヤル「Apex Legends」をリリースしたRespawn Entertainmentですが、タイタンやウォールラン、ダブルジャンプといったシリーズの象徴的な要素を排した新作の動向に注目が集まるなか、本作の開発を率いたRespawnのDrew McCoy氏がEurogamerのインタビューに応じ、スタジオが「Titanfall 3」の開発に着手していないことを明言しました。
これは、前作に続いてSourceの改造エンジンを採用するスピンオフ“Apex Legends”の裏で、新エンジン(Frostbite)を用いたナンバリング最新作の開発が進められているのではないかと期待する世界中のファンやメディアの予想についてDrew McCoy氏が言及したもので、氏はRespawnが“Titanfall 3”に取り組んでおらず、ライブサービス作品である“Apex Legends”こそがTitanfallチームの焦点だと説明。“Apex Legends”に懐疑的な聴衆を納得させるために、トレーラーやハンズオンを通じて、“Apex Legends”そのものについて語ることができるよう数ヶ月に渡って取り組んできたと強調しています。
前述の通り、タイタンやウォールラン、ダブルジャンプといったシリーズの象徴的な要素をもれなく廃した“Apex Legends”ですが、Drew McCoy氏によると、これは長いデザイン的な検討と洗練を経た結果として生じたもので、Titanfall 2の完成直後に計画が始動した経緯から、当初はこれらの要素を排除するとは全く考えていなかったとのこと。
Drew McCoy氏は、ウォールランやダブル・トリプルジャンプが開発ビルドに長いあいだ実装されていた経緯を挙げ、パイロットの立体機動を駆使する戦闘が非常に楽しい一方で、戦闘の理解を著しく困難にしていたと説明。タイタンの不在については、初代と続編のタイタンが圧倒的な強さで敵を蹴散らす一種のパワーファンタジーとして描かれていた点を挙げ、誰しもが同じ可能性を持つ舞台で戦うバトルロイヤルにとって、極端に強力なタイタンが非常に有害な存在となるだけでなく、バランスを考慮した脆弱なタイタンは、前述のファンタジーを裏切ることになり、結果としてタイタンが十分な価値を持たなかったと明らかにしました。
また、Game Informerのインタビューに応じたDrew McCoy氏は、前述の通り強いタイタンや弱いタイタンの検討に加え、マップに1台のみタイタンが存在するバージョンなど、様々なプロトタイプで試行錯誤を重ねた旨を伝えています。
さらに、Respawn EntertainmentのボスVince Zampella氏もインタビューでタイタンの不在について言及しており、前述の通り“Apex Legends”のタイタンが実装に値する十分な役割を持たなかったと説明。Titanfallユニバースが巨大なタイタンを描くだけの世界ではなく、多くのキャラクターやパイロット達など、タイタン以外にも描くべきものが多数存在すると強調しています。
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