2月末にアナキン・スカイウォーカーを導入する“選ばれし者”アップデートが配信された「Star Wars Battlefront II」ですが、本日EAが実施した2019会計年度第4四半期業績報告のカンファレンスコールにて、同社のCEO Andrew Wilson氏がルートボックスを巡る世界的な論争の火種となった本作の問題とその後、そして失敗から学んだ教訓に基づく今後のアプローチについて興味深い見解を明らかにしました。
ローンチ時に騒動となったマイクロトランザクションおよびルートボックス問題を考慮せずに作品全体を見ることは難しいと語ったAndrew Wilson氏は、ことバランス面においては“Star Wars Battlefront II”が素晴らしいゲームだったと強調。氏はEAがゲームのプログレッションとマネタイズを巡る状況で幾つかの過ちを犯したと認め、真に素晴らしいゲームだった作品を曇らせてしまったと前置きした上で、DICEがローンチ以降にコミュニティと継続して強い関わりを持ち続けたことにより、現在の“Star Wars Battlefront II”はプレイヤーの感情を強く揺さぶる見事なゲームに成長していると語り、今後も引き続き上手く運用が進められるだろうと伝えています。
一方で、氏はこの取り組みをローンチ時に十分行うべきだったと述べ、EAは教訓から学ぶ組織であり、発売以降“Star Wars Battlefront II”のコミュニティを真摯に支援し続けたと説明。現在はEAのマーケティング組織そのものがプレゼンテーションよりも対話を重視するよう変化しており、プレイヤーとのコミュニケーション方法そのものを変更していると明かし、失敗を糧に変化を促している旨を強調しています。
また、Andrew Wilson氏はEAが本当の意味で世界的な聴衆に受け入れられるためには、ゲームの準備が十分に整っていること、ゲームの規模に応じたインフラを適切に処理すること、そして顧客であるプレイヤーがゲームを時間と共にどうプレイするかを正しく理解すること、この3点に強い確信を持つ必要があると挙げ、今後のタイトル運用や問題の回避により優れた透明性が求められるとの見解を提示しています。
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