キャンペーンのシステム全体を刷新する昨年末の大型アップデート“Wintermute Redux”を経て、先日待望の“Wintermute”エピソード3“CROSSROADS ELEGY”が配信されたHinterlandの傑作サバイバルアドベンチャー「The Long Dark」ですが、今後のサンドボックスアップデートと残る2つのエピソードの進捗に期待が掛かるなか、スタジオのボスRaphael van Lierop氏がIPの今後に言及。今後何れかの時期に続編「The Long Dark 2」が登場するだろうと語り注目を集めています。
これは、Reboot Develop Redのパネルに登壇したRaphael van Lierop氏が自ら明らかにしたもので、氏は“The Long Dark”が十分に確立されたIPであることを挙げ、今後残る2つのエピソードとサンドボックスのアップデートを継続する一方で、本作には既に大きなコミュニティが確立されていることから、恐らくいずれかの時期に“The Long Dark 2”が登場するだろうと説明。その際にはスタジオの規模や現在の業界との関わりを含め、(スタジオの設立と“The Long Dark”の始動に続いて)再び大きな一歩を踏み出す勇気を持つ必要があると伝えています。
今のところ、“The Long Dark 2”に関する具体的なディテールは不明ですが、氏は次回作が初代よりもはるかに優れた作品でなければならないと述べ、“The Long Dark”が特に冬を想定したIPではないこと(これは現行のキャンペーンがThe Long Darkそのもののストーリーではなく、Wintermuteと名付けられた固有の物語を扱っていることからも分かる)、まだ語るべき多くの物語が存在することを明言。将来的に初代“The Long Dark”のDLCが登場する可能性もあり、現在目にしているものとは異なる様々な経験があるだろうと説明しています。
Raphael van Lierop氏によると、Hinterlandは数年後にアナウンスされる2つの新プロジェクトに加え、パブリッシングやインキュベーションを視野に入れた幾つかのインディー支援に取り組んでいるほか、氏自身が“The Long Dark”の映画脚本(※ 本作の映画化は2017年8月に発表済み)を手掛けているとのこと。
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