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先日、“The Sims 4”のユニークプレイヤー数が2,000万人を突破し話題となった「The Sims」シリーズですが、新生“Maxis”が水面下で開発を進めている新IPの動向に注目が集まるなか、新たにEAのCEO Andrew Wilson氏が“The Sims”シリーズの今後について言及。2002年にローンチを果たし、2008年まで運用が続いた“The Sims Online”に近いアプローチのオンライン要素を次世代向けのシリーズ最新作に統合すると示唆し話題となっています。

これは、EAが先日実施した2020会計年度第3四半期業績報告のカンファレンスコールにおいて、オンライン版“The Sims”の可能性に関する質問に応じたAndrew Wilson氏が明らかにしたもので、Andrew Wilson氏はSimsコミュニティが成長を続ける一方で、ソーシャルプラットフォームの裾野が広がっている現状を挙げ、スポーツ感覚の競争ではなく、想像力とクリエイティブを活かすような取り組みをSimsユニバースに構築したいと説明しています。

またAndrew Wilson氏は、Maxisが“The Sims”の近隣エリア向けにクロスプラットフォームやクラウド対応といった要素の導入を継続的に考えていると語り、オリジナルのコンセプトを忠実に維持しつつも、かつて“The Sims Online”に存在していたソーシャル機能に近い要素が今後数年の内に“The Sims”の経験の一部になりはじめるだろうと伝えています。

来年、誕生20周年を迎える“The Sims”シリーズですが、コンソール世代の移行に伴い大きな変化を遂げるか、近年再び活発な動きを見せている新生“Maxis”と併せて今後の動向に期待が掛かるところです。