先日、Homeworldシリーズで知られる“Blackbird Interactive”の新作としてアナウンスされた独創的なサンドボックスサルベージゲーム「Hardspace: Shipbreaker」ですが、新たにパブリッシャFocus Home Interactiveが本作のPS4とXbox One対応を正式に発表し、ゲームプレイのハイライトを含む実写アナウンストレーラーを公開しました。
“Hardspace: Shipbreaker”は、銀河最大の宇宙船サルベージ企業LYNX Corpに10億クレジットの負債を負った未来のブルーカラーな作業員となり、大小様々な宇宙船の解体契約を受注し、借金の完済を目指すサンドボックスゲームで、高度な物理シミュレーションによる宇宙船の解体システムや作業ツールのアップグレード、ストーリーキャンペーン、Modサポートといった要素を特色としており、今夏にSteam Early Access版の発売を予定しています。
■ 再掲:ハンズオンから判明した主なディテール
- 解体する宇宙船の外装は頑丈で、サルベージ可能なアイテムをエアロックやハッチから外部に搬出するためには、宇宙船の内部で破壊しやすい箇所を見つけ、回収物を運び出すために効率的な経路の見当を付けた上で解体作業を行う必要がある。PC Gamerは内側から玉ねぎの皮をむいているような感覚だと伝えている。
- レーザーカッター以外にもテザー銃のような装備が存在し、無重力状態の宇宙空間を移動できる。ただし、本作には高度な物理演算が用意されていることから、勢いよく引っ張るとオブジェクトとの衝突でダメージを受ける場合もある。
- テザー銃は浮遊物の牽引や遠方へ押しやったり、オブジェクト同士を繋げてサルベージ船に誘導する場合にも使用される。また、宇宙船には目標物以外に追加の現金が得られる動力炉やプロセッサといった設備が存在する。
- アップグレード可能なスキャナを使用することで、切断可能なジョイント部分を含む船のフレームや隠しエリア、貴重なオブジェクト等を含む船の内部構造が確認できる。
- 船はプロシージャル生成されるため、同じクラスの宇宙船であっても、プレイスルー毎に内部構造やレイアウトが変化する。
- レーザーカッターは宇宙船の解体で重要となるが、無重力空間で浮遊しながら行う解体作業は非常に危険で、宇宙船の内部には危険な燃料管や冷却管、加圧されていない引火性の酸素が存在するほか、予期せぬ減圧によって貴重な物品が宇宙に放り出され現金を失う場合もある。
- 爆発や火災、高速で移動する物体との激突、酸素不足等でプレイヤーは簡単に死亡するが、LYNX Corpは社員のDNAコピーを所有していることから、死亡後は直ちにプレイアブルなクローンが生成される。
- 宇宙船の心臓部は原子炉で、切り離した場合速やかに回収する必要がある。接近しすぎるとダメージを受けるほか、時間経過によって臨界点に達すると爆発してしまう。
- 宇宙船の内部には目標の部品だけでなく、多彩なデータドライブも存在し、これを解読することで回収する宇宙船の背景やユニバースのロアに関する情報を知ることができる。
なお、“Hardspace: Shipbreaker”の開発を手掛けるBlackbird Interactiveは、かつてRelic Entertainmentで“Homeworld”シリーズを生んだベテランRob Cunningham氏のスタジオで、Gearbox Softwareの下で“Homeworld: Deserts of Kharak”(旧Hardware: Shipbreakers、初代Homeworldのプリクエル)や“Homeworld Remastered Collection”を手掛け、昨年8月には2の直接的な続編となるナンバリング最新作“Homeworld 3”をアナウンスし、figキャンペーンを見事成功させたことで知られていました。
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