先日、初のゲームプレイトレーラーがお披露目され、“Dishonored”に映画“恋はデジャ・ブ”と“トムとジェリー”をごちゃ混ぜにしたような、非常に楽しそうなディテールが明らかになった期待作「DEATHLOOP」ですが、新たにベセスダ・ソフトワークスが国内向けに本作の吹き替えゲームプレイトレーラーを公開しました。
“DEATHLOOP”は、デカダンスな放蕩と混沌の島ブラックリーフで同じ一日を繰り返すタイムループに囚われた暗殺者“コルト”となり、島からの脱出を図る一人称視点のアクションシューターで、今回の映像には“Dishonored”的なスキルやポップなビジュアル、そして主人公を執拗に追うもう1人の暗殺者“ジュリアナ・ブレイク”の登場が確認できます。
『DEATHLOOP』ゲームプレイ初公開&次世代要素の詳細
ブラックリーフ島へようこそ。ここは楽しみの尽きない、放蕩と混沌の祝祭が毎日繰り広げられる場所です。
… ただし、島の全員から追われる存在である、楽園の囚人コルトにとっては別の話。コルトはタイムループに囚われ、命懸けの同じ一日を幾度となく繰り返すことを強いられています。コルトがループを破って島を脱出するには、彼の側でもちょっとした狩りをする必要があります。現在のターゲットは、派手な豪邸で夜会を開催している、自称“アルファ狼”のアレクシス・ドーシー。普通ならパーティーに水を差すのはご法度ですが、このタイムループを破りたいなら、アレクシスには死んでもらわなければなりません。パーティーは終わりだ、アレクシス。
■ 新世代の到来
『DEATHLOOP』はArkane独自の解釈による一人称視点シューティングゲームで、新世代ハードウェア向けに開発中です。『DEATHLOOP』のコンソール版は、今年のホリデーシーズンにPlayStation 5で独占販売され、発売時点で4K/60FPSでの動作に対応予定です。PC版も同時発売されます。
『DEATHLOOP』はPS5の最先端のグラフィック性能と、ハプティックフィードバックやアダプティブトリガーなどのテクノロジーを活用して、真にArkaneゲームらしい美しく没入感のある世界にプレイヤーをいざないます。魅力的でスタイリッシュなゲーム内世界、印象的な戦闘エンカウンター、自分のペースで各ミッションに取り組める自由度。PlayStation 5のおかげで、これまでに見たことも(感じたことも)ないような次世代のArkaneゲームを実現できました。
■ 永遠のライバル
ゲームディレクターのDinga Bakabaは語ります。「『Dishonored 2』と『Death of the Outsider』の後、私たちは何か趣向の違うものを試してみたいと思いました。そこで思いついたのが、1つの大きなアイデア、1つの場所、1つのチャレンジ、1つの瞬間、1つの人間関係を中心に展開する、より密度の高いゲームです」
『DEATHLOOP』で語られるのは、ループに閉じ込められ、終わりのない死闘を繰り広げる、超常能力を持つ2人の暗殺者の物語です。ブラックリーフ島で機転と武器を使った戦いが毎日繰り返される中、ついにコルトはこのタイムループを終わらせる方法を見つけました。あいにく、彼のライバルであるジュリアナ・ブレイクはタイムループが破られることを望まず、力の限りを尽くしてコルトを止めようとします。コルトの邪魔をする者は数多くいるものの、この島における圧倒的かつ最大の脅威は、このジュリアナです。
「コルトがブラックリーフ島の黒砂の海岸で、ひどい二日酔い状態で目覚めた瞬間から、ジュリアナはコルトの足跡の一歩一歩を追っていきます」とBakaba。「無線から聞こえてくる声だったり、コルトの首にナタを振り下ろそうと暗い路地で待ち伏せしていたり。勝利も敗北も享受するジュリアナですが、コルトがループを破ることは断固阻止する構えです。彼女の望みは、この“猫と重武装したネズミ”の命懸けの追いかけっこを無限に続けることだけです。ジュリアナは極めて大胆不敵な人物で、自らの行いが生む結果や良心の呵責に苦しむことはありません」
つまり、コルトがこの異常な状況を必死で終わらせようとする一方で、ジュリアナはパーティーを絶対に終わらせまいとしているのです。
■ ループを破れ/守れ
思わぬ展開はここから。なんとジュリアナもプレイ可能キャラクターなのです。プレイヤーはコルトとしてメインのキャンペーンを体験しますが、その一方でジュリアナとして他プレイヤーのゲームに潜入し、ハンター役を務める選択肢も用意されています。ですが、覚えておいてください。つまり、自分のキャンペーンにも誰かが忍び込み、襲撃するチャンスを待ち構えているかもしれないということを。これこそが、Arkaneによる没入型マルチプレイヤー体験へのアプローチです。メインストーリーに重点を置きつつも、いたる所に予測不可能な要素が潜んでいます。「メインの敵としてプレイできる選択肢をプレイヤーに与えるという、このスタイルのマルチプレイヤーは、私たちがこの手のゲームでこよなく愛する要素… つまり、策略や緊張感、カオス、そして真の予測不可能性、といったもののレベルをぐっと高められる名案だと感じました」とBakabaは説明します。「このゲームシステムは、2人のプレイヤーがスキルだけではなく機転と創造性を駆使し、個性を大いに発揮して対決できる、他に類を見ないものになると信じています」
このPvP要素が無効になっている場合でも、ジュリアナはたびたびゲーム内に姿を現してプレイヤーを追い詰めますが、その操作を行うのはAIとなります。Arkane Lyonの開発者たちは、ハイブリッドなアプローチを念頭に置いてこのシステムを開発しました。「重視しているのはキャンペーンとストーリーです」とBakaba。「キャンペーンでは、ジュリアナをAIだけに操作させてプレイすることも可能ですが、AIとランダムなプレイヤーの組み合わせでプレイすることをオススメします。これなら、ジュリアナが持ち合わせている多様な予測不可能性とカオスを体験できるはずです」
コルトとジュリアナはどちらも、カスタマイズ可能で強力な武器や能力の数々を使用可能であり、好みのプレイスタイルに合わせて自由に装備できます。Bakabaが説明します。「両者はいくつか同じメインツールを使えますが、能力には大きな違いもあります。コルトはデバイスをハッキングしたり、死後に甦ることができますが、ジュリアナはあらゆるNPCの外見に扮することができ、全島民を味方につけています。コルトは何としてでも目標を達成しようとしており、ジュリアナは楽しむためにそこにいます。彼女の望みは、コルトに自分とのゲームを続けさせること。ジュリアナの目的は派手に火遊びすることで、戦闘で毎回勝利することよりも“ゲーム”を楽しむことに関心を抱いています」
■ パーティーは終わらない
タイムループについては何度か説明したので、大体想像はついていることでしょう。映画「恋はデジャ・ブ」みたいな感じ? その通りです。
2月2日が繰り返されるごとに、主人公フィルが周囲の異常者全員に追いかけられるバージョンの「恋はデジャ・ブ」があるなら、それこそが『DEATHLOOP』です。しかも唯一の脱出方法は、女の子を射止めて自分勝手な生き方を改めるのではなく、多くの人物を始末すること。まさしく「恋はデジャ・ブ」にそっくりですね。
プレイヤーはコルトとして、ループを機能させ続けている8人のターゲットを1日の間に抹殺しなければなりません。1人でも始末しそこなえば、ループはリセットされます。ところが、ターゲットは島中に散らばっています。たった1度のサイクルで、どうやって全員を追跡できるというのでしょうか? 同じ一日が繰り返される前に全員を始末するには、島の謎を解き明かすために奮闘しつつ、周囲の環境の操り方や、ターゲットとなる人物の日課や予定を理解する必要があります。なんといっても最高なのは、この課題にどう取り組むかは自分で自由に決められるという点です。メインミッションとサイドミッションを含む全ミッションを、自分のペースで、自分の選んだ順番でこなしながら、パズルのピースを組み合わせていくことができます。一日一日が、学びを得て謎を解き明かすチャンスです。より強くなり、新たなことを試し、新たな道筋を発見していけば、この狂ったループを打ち破ることができるでしょう。
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