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昨晩、ドイツの大手パブリッシャーKalypso Mediaがプレスリリースを発行し、タイクーン系鉄道シム“Railway Empire”や“Port Royale”シリーズを手掛ける「Gaming Minds Studios」の買収をアナウンスしました。

これは、設立当初からKalypsoが60％の株式を所有していた2社間のパートナーシップを強化するもので、今回の完全な買収に当たって残る40％の株式をKalypsoが全て取得しますが、クリエイティブに変更はなく、創設者のDaniel Dumont氏とKay Struve氏がスタジオヘッドとして引き続き“Gaming Minds Studios”を率いるとのこと。

Gaming Minds Studiosは現在人気交易シミュレーションシリーズ最新作「Port Royale 4」（PS4/Xbox One/PC/Nintendo Switch）の開発を手掛けており、2020年9月25日の発売に向けてPC版ベータテストの運用を進めています。

余談ながら、Gaming Minds Studiosは“Port Royale”や“Sacred”、“Patrician”シリーズを生んだ名門Ascaron Entertainmentの後継スタジオで、Ascaronが2009年に倒産した後、Ascaronに在籍していたDaniel Dumont氏とKay Struve氏を含む15名の元従業員がKalypsoの協力を得てGaming Minds Studiosを設立した経緯が知られていました。