昨年10月下旬にシリーズ最新作「Amnesia: Rebirth」のローンチを果たし、高い評価を獲得したお馴染みFrictional Gamesですが、新たにスタジオが公式Blogを更新し、本作と傑作「SOMA」の販売規模を報告。発売から5ヶ月が経過した“Amnesia: Rebirth”の累計販売が10万本を突破したほか、長期に渡って販売を持続しているPC版“SOMA”が100万本を突破したことが明らかになりました。
また、次回作に関する新たな取り組みも報じられており、新作の開発をスタートしたほか、現在スタジオが2つのプロジェクトに取り組んでいることが判明しています。
さらに、“Amnesia: Rebirth”向けの大型アップデートやセールも計画されており、近くアップデートに関する情報が告知されるとのこと。
■ “Amnesia: Rebirth”の販売について
- 本作の発売日である2020年10月20日にスタジオ史上最大の販売数を達成。
- 発売時のレビューやプレビュー、宣伝により、数日間Steamのベストセラーリスト上位を維持したが、その後“サイバーパンク2077”を含むホリデーシーズンの込み入った時期に入り、販売数が減少。2021年初頭における一日当たりの本作の販売本数は、2016年初頭の“SOMA”に比べ僅かに低く、しばらくその状態が続いた。
- その後、2月中旬頃から販売数が回復し、現在は“SOMA”とほぼ同等の軌跡を辿っている。
- 最近になって、本作に関する議論が増え、多くの賞賛を得ているほか、セールや大型アップデートの計画も進められており、そう遠くないうちに開発コストの回収を終え、利益を上げはじめると見られている。
■ “SOMA”の販売について
- 先日、PC版の販売が100万本を突破。PS4とXbox Oneの販売を合算すると、かなりの販売規模を達成しているとのこと。
- 当初、“SOMA”の販売は期待値を下回っていたものの(参考:発売から半年が経過した際の販売規模に関する過去記事、及び2年目の好調な動向を報告した2017年9月の過去記事)、今回の100万本販売突破は、Frictional Gamesの予測と期待通り、本作が真のロングテールを達成したことを示している。
- Frictional Gamesは、これが本作の品質を裏付けるものであり、現在も口コミによって販売が後押しされているとの見解を提示している。実際、本作の販売は2019年よりも2020年の方が大きく上回っている。
- この順調な販売に伴い、“SOMA”は投資額を遙かに上回る収益を上げているとのこと。
なお、公式Blogには、発売までずっと伏せられていた“Amnesia: Rebirth”のあるネタバレ要素について、コミュニティのリアクションや死のメカニズム等に関する興味深いポストモーテムが掲載されていますので、本作をクリア済みのファンは一度Frictional Gamesの解説を確認しておいてはいかがでしょうか。
“Amnesia: Rebirth”は、アルジェリアの砂漠で目覚めた女性Tasi Trianonを主人公に、人間がもつ精神力の限界に挑む恐怖と闇を描く一人称視点のホラーゲームで、Frictionalならではの実存的な恐怖体験や舞台となる環境の探索、身体と精神の両方を蝕む恐怖を生き延びるためのリソース管理といった要素を特色としています。
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