“Pillars of Eternity”シリーズのEora世界が舞台となる一人称視点のファンタジーRPGとして、2020年7月にアナウンスされたObsidian Entertainmentの期待作「Avowed」ですが、未だ謎の多い最新作の続報が待たれるなか、新たにPhil Spencer氏がIGNのポッドキャストUnlockedに出演し、“Fable”の最新作や“Avowed”の方向性に言及し話題となっています。
“Avowed”がObsidian EntertainmentによるTESシリーズ的な作品として期待されている状況について言及したPhil Spencer氏は、Avowedがコアなファンタジー世界を舞台にしたRPG作品であるものの、Pillars of EternityのEora世界とTESの伝統的な作品の間には明らかに異なる点が多く存在すると語り、二つの作品は全く異なるものだと考えていると強調しています。
(※ Phil Spencer氏が言及した“異なる点”の具体的なディテールは不明。余談ながら、PoEシリーズで描かれたEora世界とTES世界には何れも緻密に構築された長大な歴史や設定が用意されているが、確かに大きな違いが幾つか存在する。最も大きな要素として、Eora世界には魂を機械的に循環させる輪廻転生のような仕組みが存在している。また、PoEシリーズには火薬や銃が存在するが、現段階で“Avowed”が2万年近い歴史を持つEora世界のどの時代を描いているかは提示されていない)
一方、Xboxが“The Elder Scrolls”や“Fable”、“Avowed”を含む幅広い本格的なファンタジーRPGのラインアップを保持するなかで、“Avowed”の位置づけに言及したPhil Spencer氏は、“Avowed”がさらにコアなファンタジーRPGへの素晴らしい入り口になるだろうと伝えています。
なお、2016年に閉鎖となったLionhead Studiosの後を継いで、Forza Horizonシリーズでお馴染み“Playground Games”が開発を担当する新生“Fable”のアプローチについて言及したPhil Spencer氏によると、新生“Fable”はかつてピーター・モリニューが開発を率いたオリジナルと同じく、英国風のユーモアと軽快さを維持しているとのこと。
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