7月22日にカリフォルニア州の公正雇用住宅局が起こした訴訟を皮切りに、スタジオの全体に蔓延する男性優位主義的なFrat Boy文化や極めて悪質な性的暴力、女性差別、パワーハラスメントに関する実態が次々と明るみになり、社員のストやコミュニティによる抗議運動にまで発展している「Activision Blizzard」の大規模なハラスメント問題ですが、先ほど渦中の「Blizzard Entertainment」が公式サイトを更新し、CEO J. Allen Brack氏の辞任を発表。新たにVicarious Visionsの元スタジオヘッドで今年1月のVicarious Visions統合を経てBlizzardの開発部門を率いていたJennifer Oneal氏と、長年Blizzardの技術部門を率いてきたベテランMike Ybarra氏が共同でスタジオのリーダーを務めることが明らかになりました。
Blizzard Entertainmentは、今後女性をはじめ、あらゆる性別と民族、性的指向、経歴を持つ人々に最も安全で過ごしやすい職場となるよう、スタジオの価値観を強化し、失った信頼を回復するための取り組みを進めると強調。2人の新しいリーダーが配慮と思いやり、善良さを心に刻み献身的にBlizzardをリードすると伝えています。
なお、新リーダー2人のメッセージは後日改めてアナウンスされるとのこと。
発端となった訴訟の内容が表沙汰になった後も、まるで事態の重要性を直視できていないような、安易な対応を続けていた“Activision Blizzard”ですが、十分な労働環境とスタジオ文化の改善、そして大きく損なわれた信頼を回復することができるか、今後のさらなる対応と動向に改めて注目が集まるところです。
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