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今年7月に公開された黒カラスのコンセプトアート以来、続報が途絶えている「Dragon Age」シリーズ最新作ですが、未だ謎の多い最新作の進捗や再編が進む開発体制の動向に注目が集まるなか、新たにKotakuが予てから最新作の開発を率いてきたBioWareのベテランMatthew Goldman氏がスタジオを退社したと報じ話題となっています。

これは、本日未明にBioWareのゼネラルマネジャーGary McKay氏がスタッフに送付したというメールに基づく報告で、メールにはMatthew Goldman氏が双方同意の上で退社を決めた旨が記されており、本日が最後の勤務日だったとのこと。

また、Gary McKay氏はMatthew Goldman氏の退社がゲームの開発のみならず、スタッフにも影響を及ぼすことを理解していると述べた上で、高品質なDragon Ageゲームを作る決意は決して揺らいでいないと強調しています。

なお、Kotakuの確認に応じたEAの広報は、Matthew Goldman氏のBioWare退社が事実であることを認めており、Goldman氏は最新作のビジョンを引き継ぎ素晴らしいゲームを作り上げるチームに最新作の開発を委ねたと説明しています。

今のところ、“Dragon Age”最新作の開発を率いる後任のクリエイティブディレクターは不明で、さらなる続報が待たれる状況となっています。

Matthew Goldman氏は、1998年のBioWare入社以来、Jade EmpireやBaldur’s Gate、MDK2、全てのDragon Ageシリーズタイトル開発に携わったベテランで、2017年にはDragon Ageフランチャイズのクリエイティブディレクターに就任し、Christian Dailey氏体制のもとで最新作の開発を率いていました。