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2014年6月の正式アナウンス以来、複雑な紆余曲折と開発スタジオの変更を経て、2019年8月にHomefront: The Revolutionで知られる“Dambuster Studios”が開発を担当することになった「Dead Island 2」ですが、定期的に行われる生存確認以外、全く具体的な情報が出てこない続編の動向に注目が集まるなか、新たにDeep Silverを傘下に置くEmbracer Groupが本作の進捗に言及。なんと2023年3月末までのリリースを予定していることが明らかになりました。

これは、Embracer Groupが週末に実施した2021/22会計年度第3四半期のカンファレンスコールから明らかになったもので、本作の生存に関する参加者の質問に応じたQ&AセッションのホストOscar Erixon氏は、本作が明確に生存していると前置きした上で、来年度中（FY22/23は2023年3月末終了）にリリースされるだろうと説明。

一方、Embracer GroupのCEO Lars Wingefors氏は、パブリッシャーが発表を行っていないことから、“Dead Island 2”について話すことはできないと明言を避けたものの、未発表のAAAタイトルが1つ存在しており、これが“Dead Island 2”である可能性はあると伝えています。

発表からまもなく8年が経とうとしている“Dead Island 2”ですが、7年近く潜水している本作が一体どんなオープンワールドゾンビ作品に進化しているのか、来るお披露目に改めて大きな注目が集まるところです。

余談ながら、“Dead Island 2”の計画に関する経緯については、2015年7月にYager Developmentの開発がキャンセルとなり、2016年3月からSumo Digitalが計画と開発の刷新に取り組んでいたものの、その後この計画も頓挫。2019年8月には、開発スタジオを“Dambuster Studios”（旧Crytek UK/Free Radical Design）に変更した旨が報じられていました。

また、2019年11月にはKoch MediaのCEO Klemens Kundratitz氏が本作の進捗を報告し、最新の“Dead Island 2”が凄いゾンビデオゲームになると語り話題となっていました。