“Frogwares”の最新報告や現地スタジオ“N-iX Game”の取り組みなど、「ウクライナ」関連情報3月21日分まとめ

2022年3月21日 16:06 by katakori
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
sp
「ウクライナ」
N-iX Game & VR Studioのリヴィウスタジオに宿泊中の子供達

本日も「ウクライナ」危機にまつわるビデオゲーム関連情報をまとめてご紹介します。

  • ウクライナの「Frogwares」が最新の現状を報告:侵攻22日目(※ 3月18日分の報告)。チーム全員が現在も無事で、社内Discordも侵攻前の雰囲気に戻りつつある。さらに新プロジェクトのブレインストーミングが再開されたとのこと。
  • ウクライナの「N-iX Game & VR Studio」がスタジオを宿泊施設として解放:キーウとリヴィウにオフィスを構えるウクライナの大手ゲームスタジオ「N-iX Game & VR Studio」(N-iXの開発部門)の責任者Daniel Poludyonny氏がVentureBeatのインタビューに応じ、20種を超える現行の委託業務に関する開発を継続しながら、キエフとリヴィウのオフィスを泊まるところがない人たちに提供していると明らかにした。同社のオフィスには、寝泊まりができる環境だけでなく、キッチンやバスルームといった設備も整っているほか、ロケット攻撃によるインターネット回線の部分的な切断にも対応できるよう複数の回線が用意されている。なお、従業員の家族の多くは既にポーランド等へ移住済みながら、従業員の73%に相当する男性達はウクライナに残っており、多くがスタジオで開発業務を続け、一部は徴兵され軍に参加した人物もいるとのこと。
  • 「Epic Games」がウクライナの人道支援を発表、フォートナイトの収益を寄付:予てからロシア向けに様々な対応を進めていたEpic Gamesが週末に公式サイトを更新し、ウクライナの戦争被害者に対する人道支援を目的とする新たな取り組みを発表。2022年3月20日から2022年4月3日に掛けて、フォートナイトの全収益を複数の人道支援団体に寄付するほか、寄付に関する詳細なFAQを公開している。
  • “Humble”の「Stand with Ukraine Bundle」バンドルの販売がまもなく1,000万ドルに到達:今月19日に販売が開始されたHumbleのウクライナ支援バンドル「Stand with Ukraine Bundle」の収益が僅か2日で965万ドル(約11億5,000万ドル)を超え、1,000万ドルのマイルストーンに迫っている。40ドルから購入できるバンドルには、SatisfactoryやBack 4 Blood、Metro Exodus、Sunset Overdrive、Quantum Break、This War of Mine、Slay the Spire、The Long Dark、Kerbal Space Programなど、数々の人気タイトルが同梱されているので、未購入の方は早めのチェックをお忘れなく。(販売は日本時間の3月26日未明まで)
  • ウクライナの個人デベロッパ「Ternox Games」がSteamバンドルの販売を開始:ウクライナで活動する個人スタジオ「Ternox Games」が中心となり、同じくウクライナのインディスタジオと協力し、10本のウクライナ産インディーゲームを同梱する「Ukrainian Indie Games Bundle」を発売。バンドルの収益はウクライナ軍の支援に充てられる。
  • インディパブリッシャー「Wired Studios」がウクライナの人道支援に寄付:イギリスに本社スタジオを構えるインディパブリッシャー「Wired Studios」がウクライナ支援を表明し、赤十字とユニセフ、MSF当てに人道支援を目的とする7万5,000ドルの寄付を行った。スタジオはロシアの不当かつ違法な侵略を非難している。
  • 「Embracer Group」がさらなるウクライナ支援を報告:3月初めに人道支援を目的とする100万ドルの寄付を発表した「Embracer Group」が、支援のさらなる拡大をアナウンス。人道支援に500万ドルの寄付を行うことが判明している。スタジオには2021年末の段階でウクライナの従業員約250名、ロシアの従業員約1,000名、ベラルーシの従業員約250名が所属しており、社員とその家族の安全を確保するための取り組みが続けられているものの、まだ危険な状況にある従業員も残されているとのこと。スタジオのCEO Lars Wingefors氏は、人道支援が現状で最良の投資の一つであり、思いやりと人間性に基づいて行動できなければ、ビジネスとしても、経営者としても失敗することになると強調している。

情報元及びイメージ:VentureBeat, Epic Games, Steam

本日のニュース一覧

おこめの「The Elder Scrolls V: Skyrim」記!

skyrim記リターンズその136
「4コマ:攻撃しようにも」
skyrim記
“Skyrim”記バックナンバーはこちら

“Skyrim”記リターンズバックナンバー
Lineスタンプ
おこめがLINEスタンプを作りました!
かわいい子達がたくさんいるのでよかったらどうぞ。

アーカイブ

doope.jpについて

doope.jpは国内外の様々なゲームに関するニュースをご紹介するゲーム総合情報サイトです。
当サイトに関するご質問等はお問合わせフォームをご利用頂くか、またはメールで[doopeinfo@gmail.com]までお問い合わせ下さい。
sp



About the author

かたこりTwitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。

おこめTwitter ):メシが三度のメシより大好きなゲームあんまり知らないおこめ。洋ゲー勉強中。

Tag

Copyright c image and method All Rights Reserved.