60種以上のオプションを搭載する「God of War Ragnarök」のアクセシビリティ情報が解禁、音声解説トレーラーも

2022年5月19日 23:10 by katakori
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「God of War Ragnarök」

先日、改めて2022年内の発売が明言された期待の続編「God of War Ragnarök」(ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク)ですが、北欧神話アークの完結作となる最新作の動向に注目が集まるなか、新たにSanta Monica StudioのリードUXデザイナーMila Pavlin氏が海外PlayStation.Blogを更新し、本作に搭載されるきめ細かなアクセシビリティ機能の情報を公開しました。

また、本日迎えたGlobal Accessibility Awareness Dayを祝い、昨年公開されたお披露目トレーラーに詳細な音声解説を加えたトレーラーが登場しています。

新たに公開された音声解説版トレーラー

Mila Pavlin氏の報告によると、“God of War Ragnarök”のアクセシビリティ機能は、2018年の前作に搭載された機能を全て継承した上で、各種機能を拡張し、60種を超えるオプションを搭載。より柔軟で可読性を高めるためにUIを再設計したほか、コントローラーのリマップ機能を一から再構築し、戦闘とインタラクションにさらなるカスタマイズ機能が追加されたとのこと。

また、新たに追加された主なオプションとして以下のような機能が報じられています。

■ 字幕とキャプションの改善

  • 字幕とキャプションのサイズ:最小テキストサイズを増加し、新たなスケーリングを追加。これには字幕やキャプションをより読みやすくする特大のテキストサイズが含まれる。また、TVや映画の字幕規格に合わせて、より大きなテキストエリアを用意している。
  • 字幕とキャプションの色:話者名、字幕、キャプションの色が個別に調整可能。色は7種から選択できる。
  • 話者名:初代と同じく、話者名の表示非表示が設定可能。UIのテキストサイズから独立したサイズで設定できる。
  • キャプション:ゲーム内のサウンドに関する理解を助ける新たな方法が幾つか追加される。シネマティックとゲームプレイの両方にキャプションが追加され、サウンドスケープをより豊かに理解できるようになる。また、ゲームプレイの重要な情報に対してキャプションを有効化すると、パズルやストーリーの理解を助けるキャプションが利用可能となる。
  • 字幕とキャプションの背景ぼかし:字幕やキャプションの背景をぼかすことで、複雑なシーンでも可読性を確保するための設定を搭載。
  • 字幕の背景:上掲のぼかしに加え、雪上での可読性を高めるため、字幕の背景を暗くするオプションが含まれる。
  • 方向指示:ゲームプレイにおいて重要なサウンドに対して、オプションで音の方向を示すインジケーターを追加。

■ テキストサイズ/アイコンサイズ

  • 前作の機能をさらに改善し、ソファでプレイする際に快適な文字が読めるようUIやテキストスケーリングが改善される。また、ゲーム内のアイコンについても異なるサイズのスケーリングが用意される。

■ コントローラーのリマッピング

  • ボタン配置をカスタマイズできるようコントローラーのリマップ機能が再構築された。幅広いプリセットレイアウトとカスタムコントローラーリマッピングが利用可能で、個々のボタンが交換可能となる。また、複数のボタンを必要とするアクションをタッチパッドのショートカットに設定する機能も用意される。

■ ハイコントラストモード

  • ハイコントラストモードは、ターゲットや敵、他のキャラクターといったゲーム内のオブジェクトや様々なアイテムに色を設定できるカラーモードで、有効化すると対象にカラーレイヤーが適用され、背景に対して対象の視認性が向上する。オプションで背景の色味を減らし、さらにコントラストを高めることも可能。
  • ハイコントラストアクティベーション設定:シネマティックを除くゲームプレイに対して、オフ、オン、常にオンが選択可能。オン/オフはスワイプ操作で簡単に切り替え可能。
  • ハイコントラストカラーカスタマイズ:プレイスタイルに合わせてカラーパレットを選択し、キャラクターや敵、アイテムの色を個別に調整できる。
  • ハイコントラスト背景カスタマイズ:背景のコントラストレベルが選択可能

■ その他

  • ナビゲーションアシスト:新たに搭載されたカメラナビゲーション機能により、コンパス上の目標に視界を向けることができる。
  • トラバーサルアシスト:離れた足場へのジャンプや飛び越え、オブジェクトの乗り越えといった移動アクションが押した方向によって自動化される。
  • アシスト+:よじ登り、這う動作、抜け穴の移動など、インタラクションに基づく動きが自動化される。
  • オーディオキュー:画面上のインタラクション操作にサウンドキューをリンクさせ、アイコンが近い時やボタン機能がアクティブになった際に音で知らせる機能。この機能は戦闘キューにも適用され、キューの音量は他の音量スライダーとは別に調整できる。
情報元及びイメージ:PlayStation.Blog

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