先日、期待作“Starfield”と併せて、2023年前半への延期が報じられたArkane AustinのオープンワールドCo-opシューター「Redfall」ですが、先ほど放送がスタートした“Xbox & Bethesda Games Showcase 2022”にて、本作のプレゼンテーションが実施され、ヴァンパイアに支配されたマサチューセッツ州の島をはじめ、多彩なスキルやコンパニオンのロボットを特色とする主人公達、一人称視点の戦闘など、多彩なディテールを紹介する本格的なゲームプレイ映像が公開されました。
また、XboxとPC、Cloud向けの新作として2023年のリリースが明言されたほか、発売初日にXbox|PC Game Pass入りを果たすことが判明しています。
“Redfall”は、マサチューセッツ州の島“レッドフォール”を舞台に、島を支配下に置いた吸血鬼達と島に取り残された僅かな生存者達の戦いを描く新作で、シングルとマルチプレイのシームレスな融合を図るCo-op要素やそれぞれに異なる能力を持つ生存者、Arkaneらしい個性的なプレイアブルキャラクター達、吸血鬼達の配下となったカルト信者達といった要素を特色としており、Xboxのコンソール独占と発売初日のXbox Game Pass入りを予定しています。
『Redfall』のゲーム プレイと詳細情報が公開
「Redfallは、まるで絵葉書からそのまま出てきたかのような場所でした」
それは、ヴァンパイアの軍団が島とその住民に対して権利を主張し始める前の話でした。レッドフォールに居ついたヴァンパイアたちは太陽の光を遮り、海を押し戻し、外界から島を切り離し、救出への道筋、そして住民の希望を絶ちました。そんなレッドフォールに姿を現すのがあなたです。4 人のヒーローを選び、ソロあるいは最大 3 人のプレイヤーとチームを組んで、部隊を編成します。カスタマイズ可能な多彩な装備、ヴァンパイア狩りに特化した武器の数々、ユニークなキャラクター能力 (超常現象から科学的なものまで) を駆使し、血に飢えた脅威に立ち向かい、ヴァンパイアの出現にまつわる謎を解き明かしましょう。
「Xbox & Bethesda Games Showcase」で初公開された『Redfall』のゲーム プレイをご覧いただき、2023 年の発売とともに現れるヴァンパイアたちに文字通り「噛みつき返す」準備をしてください。
■ 『Redfall』について、これだけは知っておこう
『Redfall』には、協力プレイやストーリー重視の FPS に求められるもの、そして Arkane のファンが期待してきたものがすべて詰まっています。謎に満ちたオープン ワールド、選べる多彩なヒーローたち、油断を許さない戦略的な戦闘、極限まで作り込まれた環境とマップ、世界観を織りなす豊かな物語、豊富な武器……、そして、ヴァンパイアたち。そう、大量のヴァンパイアです。あなたを掴んでチームから引き離す、卑劣なヴァンパイア。腕のひと振りでチーム メンバーを肉片までバラバラにしてしまう巨大なヴァンパイア。そして日食を起こすほど強力な、神のようなヴァンパイア。レッドフォールにひしめくヴァンパイアたちは、まさに Arkane だからこそ生み出せた存在といえます。
ゲーム プレイ映像の公開で『Redfall』の内容を少し垣間見ることができたと思いますが、ここでは『Redfall』について知っておくべきことを、Arkane Austin の開発チームによる補足説明とともに紹介します。
■ どんなヒーローになるかは、自分で決める
レイラの並外れた念動力、ジェイコブの怪異の目、レミの愛らしくも暴力に特化したロボット、デヴの巧妙な暗号解読用装備など、『Redfall』ではさまざまなタイプのヒーローが登場します。
- レイラ・エリソン: 医用生体工学を専攻する学生で、研究施設でインターンをしていた矢先に、「何か」に巻き込まれ、強烈なテレキネシス能力を持つようになりました。
- ジェイコブ・ボイヤー: 元軍人のスナイパーで、民間軍事企業に転身中。レッドフォールで起こった奇妙な出来事により、ジェイコブにはまるで吸血鬼のような目と、彼のそばを離れない幽霊のようなカラスを手に入れました。
- レミ・デラロサ: 前線に身を置く優秀な戦闘工兵。相棒のロボットであるブリボンの助けを借りて、レッドフォールの生存者を救出することを決意しています。
- デヴィンダー・クラウスレイ: アマチュアの未確認生物研究者で野心的な発明家。自作の武器を手に、自らの価値を証明する目的で戦いに身を投じます。
ヒーローの能力をアップグレードして強化し、さまざまなプレイ スタイルと装備を試しながら、レッドフォールを救うために戦います。つねに新しいことに挑戦することができます。
■ 一人でも、仲間と一緒にでも
『Redfall』はソロでステルスプレイや探索をメインとしたゲームプレイ、最大 3 人でチームを組んで仲良くヴァンパイア狩りを楽しむゲームプレイの両方に対応しています。
「『Redfall』では、Arkane の情熱を受け継いで、ソロプレイに大きな重点を置いています。本作はオープンワールドゲームですが、どのヒーローでもソロプレイが可能です。ソロプレイの内容はより探索的になり、偵察やステルスを駆使して敵の情報を集め、敵を回避し先手を打つなど、工夫の効いたプレイスタイルが楽しめます」とスタジオ ディレクター、そして『Redfall』のクリエイティブ ディレクターを兼任する Harvey Smith 氏は説明します。
ソロ プレイでは自分だけが頼りですが、スクアッドを組めば他のプレイヤーと力を合わせたり、チームならではの戦略で挑んだりすることができます。もちろん、作戦はいつでも変更可能です。ソロとマルチプレイがシームレスに融合した『Redfall』では、誰とでも自由にプレイすることができます。島にはびこる闇にどう立ち向かうかは、あなた次第です。
■ かつてレッドフォールはこんなにも素敵な場所だった
レッドフォールの古風な街並みは、かつての賑やかなダウンタウンや見本市会場、海辺の遊歩道など見覚えがあるものばかりですが、ヴァンパイアに支配されてからは島の活気は鳴りをひそめ、観光客はかつてないほど少なくなっています。Arkane のチームは見慣れたものと非日常を融合させるのが大好きで、『Redfall』も例外ではありません。『Prey』でエイリアンだらけのアールデコ調の美しい宇宙ステーション「Talos I」を手がけた名レベル デザイナーが、レッドフォールをスタジオ史上もっともモダンな舞台に仕上げるべく丁寧なタッチで描き、プレイヤーが夢中になれる世界観を作り上げています。
■ 典型的な吸血鬼とは決定的に違う『Redfall』のヴァンパイア
「我々のヴァンパイアは、ファンタジー好きが憧れるような存在ではありません。弱者を食い物にし、より強くなろうとする捕食性のモンスターです」と Smith 氏は続けます。
『Redfall』の吸血鬼たちは、島の海岸から苦手な水を押し戻し、太陽を遮り、かつては平和だった町を彼らだけの遊び場に変えてしまいました。科学実験の失敗にともなって強力なサイキック能力を持った状態で生み出されてしまった『Redfall』のヴァンパイアたちは、これまで見たこともないような存在です。
夜の生き物であるヴァンパイアたちは独自の階級を持っており、標準的な手下から始まって最終的には……まあ、見ての通りです。上の階級はより賢く、より危険であるため、彼らと対峙する際には想像力を駆使する必要があるでしょう。何が待ち受けているかわからないまま、ただ突っ走るだけの戦いは得策ではありません。
■ ヴァンパイアだけじゃない
警戒が必要なのはヴァンパイアだけではありません。ヴァンパイアは、自分たちを崇拝する熱心なカルト集団で構成される小さな軍隊を持っており、彼らはプレイヤーを見つけ次第、ためらいなく撃ってきます。吸血鬼ほど危険ではありませんが、カルト信者たちは武装しており、ヴァンパイアのために命を捧げるつもりでいます。彼らは島中に拠点と巡回路を設けているので、つねに気を引き締めて行動しましょう。
■ 広々とした空間は、探索の余地と危険がいっぱい
『Redfall』には広大な世界が広がっており、あらゆる場所に新たな謎と脅威が潜んでいます。カルト集団の拠点やネストと呼ばれる歪んだ精神空間など、レッドフォールの島にはたくさんの危険が待ち構えています。レッドフォールの安全を完全に取り戻すのはかなり大変ですが、「メインストーリー以外のミッションで、ヴァンパイアとカルト信者から地域を取り戻すことで、レッドフォールの復興に協力することができます」とクリエイティブ ディレクターの Ricardo Bare 氏は説明しています。ヴァンパイアに支配された島を生き延びようとするレッドフォールの市民にとって、少しでも世界の一部が快適になっていきます。
■ ありとあらゆる膨大な武器コレクション
レッドフォールを探索すると、たくさんの武器が見つかります。あるものは生存者の手作り、あるものは入手可能な材料でつなぎ合わせたもの、またあるものは高級な軍用装備かもしれません。収集して、アップグレードして、装備を充実させましょう。いつ新しい武器を試したくなるときがくるかもしれません。
「本作の武器は、このジャンルに一石を投じる品揃えになっています」とプロダクション ディレクターの Ben Horne 氏は語ります。「レアなショットガンやスナイパー ライフルなど、プレイヤーがすでに知っている装備も用意されており、ドロップする武器の特性はすべてランダムなので、無限の組み合わせをお楽しみいただけます。さらには、いくつかの武器は吸血鬼を狩るための杭打ち機や紫外線ビームなどといったユニークな武器なので、これらは吸血鬼を倒すため戦術的に使用することが可能です」
■ 武器と同じくらい、知恵も使う必要がある
武器やアビリティを駆使しつつ、頭脳戦を制することも重要です。ヴァンパイアたちという問題を解決するには銃を乱れ撃つことも有効ですが、とくにソロプレイの場合はその場にふさわしい装備することが求められます。ジェイコブのカラスを使って偵察し、自身のステルス能力を駆使すれば、夜な夜な繰り広げられている惨劇に対してしっかり準備することができるでしょう。
「『Redfall』は、敵の急所をついたり、有利な位置についたり、戦闘を完全に回避するためにステルスを使うゲームです」と Smith 氏は言います。「純粋なステルス ゲームではなく、ステルスを駆使したシューティング ゲームです。聴覚と視覚をシミュレートした AI が搭載されているので、つねにダイナミックなゲームプレイを楽しむことができます。敵に忍び寄り、気づかれないようにして、的確にダメージを与えられる武器を使って、特殊能力を使うタイミングを選び、戦闘を中断して紫外線で石化したヴァンパイアに張り付くタイミングを見極める……。これらすべてが『Redfall』における戦術的な戦い方の一部です」
『Redfall』についてさらに詳しく知り、すべてのニュースや舞台裏の情報を Redfall.com で入手することができます。
※この記事は米国時間 6 月 12 日に公開された “Redfall Gameplay Reveal and Details” を基にしています。
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