昨晩放送された“Realms Deep 2022”にて、非常に複雑な出自を持つヒロインShelly “Bombshell” Harrisonの新たな戦いを描く新作FPS「Phantom Fury」が正式アナウンスされ、Slipgate Ironworksがロードムービー風のアプローチや大量のインタラクションを導入するモダンなレトロFPSの開発を進めていることが明らかになりました。
PS5とXbox Series X|S、Nintendo Switch、PC向けの新作「Phantom Fury」は、(Bombshellのプリクエルにあたる)“Ion Fury”から数年後を経て昏睡状態から目覚めたShelly “Bombshell” Harrisonの新たな戦いを描くFPSで、新たなバイオニックアーム手に入れたShellyが人類の未来を救うべく、アメリカ全土を横断するアドレナリン全開の冒険が描かれるとのこと。
また、発表に併せてロードムービー風の展開や映画的な演出、数世代分進化したビジュアルが確認できる熱いアナウンストレーラーが登場しています。
余談ながら、シリーズの第1作にあたる“Bombshell”は、元々Duke Nukemシリーズ最新作“Duke Nukem: Mass Destruction”としてInterceptor Entertainment(現Slipgate Studios)が開発を進めていた見下ろし型のアクションゲームで、発表直前に“Duke Nukem”商標の不正利用でGearboxに訴えられことから、主人公をオリジナルの女性キャラクターに置きかえ誕生した経緯が知られていました。
また、シリーズの2作目で、最新作“Phantom Fury”の直接的な前編にあたる“Ion Fury”は、当初“Ion Maiden”の名称で開発が進められていたものの、こちらはロゴがバンド“Iron Maiden”のロゴと酷似していたことから裁判沙汰となり、その後“Ion Fury”に名称を変更するなど、トラブルが続くシリーズとして話題になっていました。(※ Ion FuryはBuild Engineタイトルとして非常に優れた作品なので、ゲーム自体はオススメです)
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かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
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