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ビデオゲームに特化したクラウドファンディングプラットフォームとして、2015年8月にローンチを果たし、最初のプロジェクトとなった“Outer Wilds”と“Kingdoms and Castles”をはじめ、“Psychonauts 2”や“Pillars of Eternity 2: Deadfire”、“Homeworld 3”、“Wasteland 3”、“Phoenix Point”など、数々の傑作・名作を生んだ「Fig」ですが、昨日同サービスが突然予告なく閉鎖され、一部タイトルがコミュニケーションハブの移行を余儀なくされる状況となっています。

Republicによる2020年の買収を経て、閉鎖の意向が示されていた“Fig”ですが、サービスの閉鎖を報告したDouble FineとGearboxは何れも突然の出来事だったと伝えており、後援者リワードの発送が一部残っていた“Psychonauts 2”については今後メールでやりとりが行われるほか、プロジェクトのアップデート情報については公式サイトに移行されるとのこと。

また、“Homeworld 3”についても当面の連絡はメールで行われ、プロジェクトのアップデート情報を“Homeworld”公式サイトに掲載する予定となっています。

“Fig”は、Double Fineの元COO Justin Bailey氏が設立したビデオゲーム専門のクラウドファンディングサービスで、Kickstarterを含むその他のサービスと異なる点として、支援したゲームの成功に伴い、投資家が従来のリワードやゲームのコピーではなく、収益の一部を現金で受け取れる仕組みを特色としており、ティム・シェーファーやBrian Fargo氏、Feargus Urquhart氏、Cliffy Bといった著名な開発者が顧問を務めていました。