UbisoftのF2Pシューター「XDefiant」のリリース時期が9月後半から10月に変更、Mark Rubin氏が最新の進捗を報告

2023年9月12日 10:31 by katakori
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
sp
「XDefiant」

デッドセックやエシュロン、クリーナーズなど、Ubisoft作品の多彩な勢力が戦うF2Pアリーナシューターとしてアナウンスされ、今夏のローンチを予定していた「XDefiant」ですが、リリースに向けた続報が待たれるなか、新たに本作の開発を率いるMark Rubin氏(元Infinity Wardのボス)が最新の進捗を報告し、今夏に予定していた本作のリリース時期を9月中旬から10月下旬頃に変更したことが明らかになりました。

今回の延期は、コンソール版の承認審査に問題が生じたもので、7月末にコンソール版をファーストパーティに提出し、問題無く認可をパスした場合は8月末頃にリリースできると想定していたものの、8月中旬に最初の認可テスト結果が戻ってきた際、予想以上にコンプライアンス周りの作業が必要となり、再提出に時間が掛かっていたとのこと。

現在、新たな承認審査に向けた最終バージョンの提出準備を進めており、これが問題無く通過すれば9月中旬から下旬頃のリリースが可能となるほか、追加の修正を含む条件付きの承認が得られた場合には、これに対応するためのDay1パッチ開発が必要で、この作業を考慮した場合のリリースは10月上旬から中旬頃にまでずれ込むと報じられています。

余談ながら、Mark Rubin氏の報告には、透明性を確保するという名目で、コンソール版のリリースを実現するための承認プロセスに関する詳細がまとめられており、前述したコンプライアンス問題の具体的な内容についても記載されています。

■ Mark Rubin氏が紹介した承認プロセスと発売に向けた手順

  • 承認プロセスは、ゲームをSIEやXboxに提出し、それぞれの環境でゲームが適切に動作するかどうかをチェックする開発工程の一部。
  • これを提出するために、社内でQAとコンプライアンスチームによるセルフテストを実施し、提出後の認可作業で指摘される可能性のある問題を見つける。
  • 提出に必要と考えられる全てのタスクと修正を完了すると、2~3週間程度を掛けて、提出用の最終バージョンとなるCM(Candidate Master)の準備と検証を行う。
  • その後、複数のUbisoftチームによるCM版のQA/コンプライアンステストを1週間掛けて実施。これに合格するとファーストパーティへの提出が行われる。
  • なお、QAチームによるテストは、ビルドの機能性(ゲームプレイに関する機能が想定通りに動作するか、例:あるアビリティの使用後に武器のダメージが変化するバグがあった等)を調査し、コンプライアンスについてはUbisoft内でPCとSony、Xbox向けにグループ分けされた各チームが、プラットフォーム別にコンプライアンス上のバグを調査する。ここで言うコンプライアンスのバグとは、プラットフォームがゲームに求めるシステムや全体的な経験に基づくもので、トロフィーのトラッキングやフレンドリストのステータス更新などがこれに含まれる。
  • ファーストパーティは、1週間程度で提出物に関するレポートを作成し、合格と不合格を判定。不合格の場合は次回の提出時に必要となる必須の修正リストの戻しを行う。
  • 全ファーストパーティのテストを通過し、承認を得た後、発売日のおよそ1~2週間前に商品を出荷する必要がある。
  • 承認が得られなかった場合は、1ヶ月程度で問題点を修正し、上記の承認プロセスを繰り返し行う。
参考:“エックスディファイアント”の概要を紹介する字幕入りトレーラー

エックスディファイアント

『エックスディファイアント』はトップを目指してオンラインでスピード感溢れる戦いを繰り広げる、基本プレイ無料のファーストパーソン・アリーナシューターです。

勢力

  • リベルタード
  • ファントムズ
  • エシュロン
  • クリーナーズ
  • デッドセック

マップとモード

  • アリーナモード:「ドミネーション」や「オキュパイ」モードではアリーナ形式のマップでチーム同士がエリアの制圧を競う。リリース時にはさらなるモードも登場予定。
  • リニアモード:「ゾーンコントロール」ではアタッカーとディフェンダーに分かれて移り変わる目標ポイントを奪い合い、「エスコート」では配達されるパッケージをめぐって戦う。
  • マップ:『エックスディファイアント』には、Ubisoftのシリーズでお馴染みの様々なロケーションや新たなオリジナルマップが登場。

ロードアウトのカスタマイズ

プレイスタイルに合わせて、幅広い種類の武器や40種以上のアタッチメントでロードアウトをカスタマイズ可能。

エックスディファイアント

Ubisoftのお馴染みのシリーズがぶつかり合う、基本プレイ無料のスピード感溢れるオンラインのファーストパーソン・アリーナシューターが登場!

継続的なアップデートにより新たな勢力、マップ、武器、ゲームモードが随時追加され、戦いは常に進化し続ける。さらにクロスプレイが実装され、異なる対応プラットフォーム間でフレンドとのプレイが可能だ。

  • 発売日:2023年夏
  • ジャンル:First-Person Shooter
  • デベロッパー:Ubisoft
  • 『エックスディファイアント』の対応プラットフォーム: PC / PlayStation 5 / Xbox Series X|S
  • 『エックスディファイアント』のレーティング:C
情報元及びイメージ:Blue’s News, Ubisoft, Ubisoft

本日のニュース一覧

おこめの「The Elder Scrolls V: Skyrim」記!

skyrim記リターンズその136
「4コマ:攻撃しようにも」
skyrim記
“Skyrim”記バックナンバーはこちら

“Skyrim”記リターンズバックナンバー
Lineスタンプ
おこめがLINEスタンプを作りました!
かわいい子達がたくさんいるのでよかったらどうぞ。

アーカイブ

doope.jpについて

doope.jpは国内外の様々なゲームに関するニュースをご紹介するゲーム総合情報サイトです。
当サイトに関するご質問等はお問合わせフォームをご利用頂くか、またはメールで[doopeinfo@gmail.com]までお問い合わせ下さい。
sp



About the author

かたこりTwitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。

おこめTwitter ):メシが三度のメシより大好きなゲームあんまり知らないおこめ。洋ゲー勉強中。

Tag

Copyright c image and method All Rights Reserved.