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2017年頃からオリンピック向けの“eスポーツ”正式種目化を視野に入れた様々な検討を進めていた国際オリンピック委員会（IOC）ですが、本日“IOC”がサウジアラビアのオリンピック委員会“NOC”との提携を発表し、“eスポーツ”の国際大会「Olympic Esports Games」を正式に発表。2025年にサウジアラビアで第1回大会“Olympic Esports Games 2025”の開催を予定していることが明らかになりました。

今のところ、史上初となるeスポーツオリンピックの採用タイトルや運営に関する詳細は不明ですが、IOCとNOCの提携期間は12年で、今後も定期的にIOC/NOC主催のeスポーツオリンピックが開催される予定となっています。

余談ながら、サウジアラビアのeスポーツ戦略は、ムハンマド・ビン・サルマーン皇太子兼首相の支援の下、同国のスポーツ大臣兼兼オリンピック・パラリンピック委員会会長のアブドゥルアジズ・ビン・トゥルキ・アル・ファイサル王子が指揮を執っており、国際大会の開催についてオリンピックの価値を尊重すると強調し、スポーツ分野における女性の活躍や女性委員会の設立を掲げていますが、同国の多様性や包括性、公平性には今も極めて大きな課題と問題が残されており、サウジの主導が世界のeスポーツ文化にどんな影響を与えることになるのか、今後の動向に大きな注目が集まるところです。