Unchartedシリーズの誕生と成功を支え、Visceral Gamesで未発表の“スター・ウォーズ”ゲーム(※ キャンセル済)を手がけていたAmy Hennig氏が開発を率いる新プロジェクトとして、2022年9月にアナウンスされ、今年3月に待望のお披露目を果たした“Skydance New Media”のデビュー作「Marvel 1943: Rise of Hydra」ですが、第二次世界大戦時代のキャプテン・アメリカとブラックパンサー(※ ティ・チャラの祖父アズーリ)を描く大作の登場に期待が掛かるなか、新たにAmy Hennig氏がEntertainment Weeklyのインタビューに応じ、本作の舞台やリアルさを重視するアプローチについて言及。さらに、本作にて描かれる1943年当時のワカンダを描いた未見のコンセプトアートが登場し話題となっています。
Amy Hennig氏によると、本作における1943年当時のワカンダは、外界との交わりを断ち、(コンセプトアートにも描かれている)難攻不落のジャングルによって守られており、ご存じの通り不干渉主義を貫いているものの、彼らを争いに巻き込む不測の事態が起こるとのこと。氏は、キャップとブラックパンサーが同じ敵に立ち向かい、同じ危機に懸念を抱いているものの、互いに対立する状況にあると語り、強大な敵を倒すためには2人の協力が必須で、彼らがバラバラのまま事態を収拾することはできないと強調しています。
今のところ、敵がヒドラであることは明白で、Amy Hennig氏はこの点について本作は白黒がはっきりしていていると伝えていますが、トレーラーで存在が示唆された3人目のスーパーソルジャーについては沈黙しており、未発表のロケーションを含め、ストーリーを牽引する幾つかのサプライズが存在することを明らかにしています。(※ 今のところ、3人目のヒントは全くないものの、時代を考慮すると、ネイモアかオリジナルのヒューマン・トーチ、X-MENじゃない方のエンジェルあたりか)
また、Amy Hennig氏は「Marvel 1943: Rise of Hydra」のトーンやアプローチについて、近年のマーベル作品がマルチバースに重きを置く場合、空想的になりすぎるケースが少なくないと語り、本作については、できる限り地に足のついた表現を目指していると発言。CGが多すぎると自身の足場を見失うような感覚が増してしまうため、優れた映画やドラマを見ているような忠実度の高いビジュアルと、自分自身がアクションを制御している感覚を両立させたいと説明しています。
なお、「Marvel 1943: Rise of Hydra」には複数のプレイアブルなヒーローの登場が既に判明しており、キャプテン・アメリカとブラックパンサー、ハウリング・コマンドーズに所属するゲイブ・ジョーンズ、ワカンダのスパイとしてパリに潜入しているナナリからなる、4人それぞれの視点から多層的にストーリーを描くことが報じられていました。
■ 現時点で判明している“Marvel 1943: Rise of Hydra”の主要キャスト
- キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース:ドリュー・モアライン
- ブラックパンサー/アズーリ:カリー・ペイトン
- ナナリ(占領下のパリで潜入捜査中のワカンダのスパイ):メガリン・エキカンウォーク
- ゲイブ・ジョーンズ(ハウリング・コマンドーズ所属の米軍兵士):マルク・リチャードソン
- Julie(フランス人レジスタンス):リン・レネー
- ハワード・スターク(トニー・スタークの父):ジョエル・ジョンストン
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