Unknown Worldsを去った「Subnautica」シリーズのクリエイターCharlie Cleveland氏が声明を発表、3人の共同創設者は何れも解雇か

2025年7月8日 11:01 by katakori
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「Subnautica 2」

先日、3人の共同創設者(※ CEO Charlie Cleveland氏とCTO Max McGuire氏、Ted Gill社長)が揃ってスタジオを去り、Striking Distance Studiosの新CEO Steve Papoutsis氏が後任のCEOに就任したことが報じられた「Unknown Worlds Entertainment」ですが、親会社のKRAFTONと新体制後のUnknown Worldsが続けて公開した極めて不明瞭な声明の内容とスタジオの現状に注目が集まるなか、“Unknown Worlds Entertainment”を象徴するリーダーであり、“Natural Selection”や“Subnautica”シリーズのクリエイターでもあるCharlie Cleveland氏が今回の件に関する声明を発表。先日スタジオの再編を発表したKRAFTONは、オリジナルクリエイターである彼らが引き続き開発に関与できるよう尽力したものの、3人がスタジオを去ったと暗に伝えていましたが、実際はKRAFTONが前述の3人を一方的に解雇したのではないかと注目を集めています。

“What is a Wave but a Thousand Drops?”と題されたCharlie Cleveland氏の声明は、1990年代に高校の友人達と始めたビデオゲーム開発から“Natural Selection”の誕生、“Unknown Worlds”の設立、Max McGuire氏との出会いを含む「Subnautica」の誕生と早期アクセス運用の成功など、自身のキャリアを振り返り総括するようなもので、“Unknown Worlds”とスタジオの作品がなぜこれほど多くのファンに愛されるのか、その背景と魅力がありありと伝わる非常に興味深い内容が記されています。

前半の内容は一先ずここでははしょりますが、早期アクセス運用の先駆者でもあるUnknown Worldsならではのアプローチ(コミュニティと共に取り組むオープン開発)が「Subnautica 2」にとってどれほど重要だったかを語ったCharlie Cleveland氏は、今週の出来事が自身とMax McGuire氏、Ted Gill氏、開発チーム、コミュニティにとって途方もなく大きな衝撃だったと語り、「Subnautica 2」の早期アクセス版をリリースし、皆にプレイしてもらう準備が既に整っていたと明言。

本来、早期アクセス版のリリース時期は、スタジオ側が下す決断だと考えていたものの、少なくとも今ではその権利がKraftonの手にあると語った氏は、これだけの歳月(“Natural Selection”MODのプロジェクトとチームの誕生から実に24年)を経て、自分たちが設立した会社で働けなくなったという事実に胸が痛むと伝えています。

一方でCharlie Cleveland氏は、例えチームやゲームに何が起ころうとも、自分たちの最優先事項は、これまでもこれからも、(Natural Selection時代から、良い時も悪い時も変わらず支えてくれた)世界最高のコミュニティのために、できる限り最高のゲームを作り上げることだと伝えており、物語がここで終わるわけではないことも知っていて欲しいと示唆的なメッセージを残しています。

サブノーティカ2

『サブノーティカ2』は、新たに登場する異星の海の世界が舞台の水中サバイバルアドベンチャーゲーム。Unknown Worldsがお届けするサブノーティカの新章が幕を開けます。

新たな世界、新たな冒険

新たな物語と共に新しい世界があなたを待っています。開拓者であるあなたは遠く離れた世界へ旅をしますが、何かが変です。船のAIは任務を遂行するよう主張しますが、この世界は人間には危険すぎます…少なくとも、普通の人間には。さあ、この先どんな知能を持つ生物が待ち受けているのでしょうか?

友達と一緒に探検

プレイは1人でも、最大3人までのマルチプレイでもOK。謎の遺跡を探検したり、カスタマイズした拠点を作ったり、この世界をより深くまで冒険したり…この惑星では、予想もしないような変わった方法であなたの発想力や適応能力が試されます。

潜水艦、道具、拠点の作成

正しい道具を使えるかどうかでサバイバルの結果は大きく左右されます。スキャナーやフラッシュライトなどの基本的な道具のほか、より高度な道具や装備、潜水艦の設計図が見つかることも。拠点はリニューアルされた建設システムによりカスタマイズ性が拡大し、新しい道具を使えば世界への適応度も飛躍的に上がります。

多様な新バイオームを発見

水中にそびえ立つ崖から豊かなサンゴ礁まで、この水中の異世界には活気に満ちた美しいバイオームが多数存在し、それぞれが多様な生態系や珍しい生物に溢れています。しかし、そこに感じる違和感が…そう、バランスが崩れているのです。ここで何が起こったのでしょう?また、あなた自身にも何が起きたのでしょう?そして何より、ここは一体どこなのでしょう?

謎の生命体を研究

最小の魚から巨大なリヴァイアサンまで、謎の生命体で溢れる世界を解き明かしましょう。生物をスキャンして研究したり、バイオサンプラーを使って研究用のサンプルを採取したりして、この世界について学びながら自らの遺伝的特徴を発達させ、生き残れるように身体を適応させましょう。

恐怖の深度でのサバイバル

広大で深い世界。安全な浅瀬のその先へ、未知なる暗闇の世界を冒険しましょう。至る所に謎や危険が潜んでいます。この惑星で生き延びるには、自分の限界を押し上げ、この奇妙な世界の秘密を解き明かさなくてはなりません。

チームについて

『サブノーティカ2』は、2002年のHalf-LifeのMod、Natural Selectionに端を発するフルリモートスタジオUnknown Worldsが制作を手掛けています。第一作目の『サブノーティカ』も同スタジオ制作です。チームは、アメリカ、イギリス、フランス、アイスランド、オーストリア、オーストラリア、カナダ、インドなど、世界各国に散らばっています。

早期アクセスの開発

『サブノーティカ2』は早期アクセスゲームのため、リリース時はまだ開発途中の段階です。そのため、バグ、開発中の機能、パフォーマンスの問題に遭遇する可能性があります。バイオーム、生物、作成可能な物、ストーリーなども今後追加する予定です。ぜひ早期アクセスでプレイしていただき、一緒に『サブノーティカ2』の未来を作りましょう。

情報元及びイメージ:PC Gamer, reddit

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