本日、NPDが2020年4月のアメリカ市場におけるビデオゲームの販売動向を報告し、新型コロナウイルスの影響下で4月の販売として、過去最高の売上げを記録したことが明らかになりました。
NPDの報告によると、ソフトウェアとハードウェア、周辺機器を合算した2020年4月の米市場おける売上げは、15億ドルに達しており、前年同月比で73%増を達成したほか、これまで4月の最高記録だった2008年4月の12億ドルを大きく上回ったとのこと。
なお、NPDの統計情報は、小売のリテール販売と一部パブリッシャーから提供を受けているデジタル販売分を合算したものですが、任天堂のファーストタイトルに関するデジタル販売分やActivision BlizzardタイトルのBlizzard Battle.net分のデジタル販売が含まれていません。
■ 2020年4月の米市場におけるビデオゲーム販売のハイライト
- ソフトウェア販売:2020年4月のソフトウェア販売は前年同月比で55%増となる6億6,200万ドルを記録。これも4月の販売として、過去最高記録を更新している。
- 最も売れたゲームは“Final Fantasy VII Remake”で、2020年のPS4タイトル、および“Final Fantasy”シリーズのローンチ初月における販売本数と売上げの両方で最高の販売を達成した。
- 2位は“Call of Duty: Modern Warfare”で、アメリカ史上4番目のペースで販売を続けている。また、“Call of Duty: Modern Warfare 2 Campaign Remastered”も売上げランキングの7位でTOP10入りを果たし、好調な販売を達成している。
- “あつまれ どうぶつの森”が小売のみの集計ながら、売上げランキングで3位、2020年の年間ベストセラー作品として2位を記録している。
- ハードウェア販売:2020年4月のハードウェア販売は前年同月比で163%増となる4億2,700万ドルを記録。ソフトウェアと同じく、4月の販売として過去最高の売上げを達成している。
- 最も売れたハードウェアは、台数と売上げ共にNintendo Switchとなった。
- 周辺機器販売:2020年4月の周辺機器販売は前年同月比で49%増となる3億8,400万ドルを記録。
- 新型コロナウイルスの影響による自宅待機に伴い、家族や友人とゲームを楽しむ機会が増え、2台目、3台目のコントローラー購入が急増。ゲームパッドの販売が4月の記録を更新している。
- 同様の背景からゲーミングヘッドセットとヘッドホンの販売も急増。同じく4月の販売記録を更新した。
■ 2020年4月のソフトウェア販売ランキング
- Final Fantasy VII: Remake
- Call of Duty: Modern Warfare
- Animal Crossing: New Horizons
- NBA 2K20
- Grand Theft Auto V
- Resident Evil 3
- Call of Duty: Modern Warfare 2: Remastered
- MLB: The Show 20
- Madden NFL 20 [EA Sports]
- Red Dead Redemption II
- Just Dance 2020
- FIFA 20 [EA Sports]
- Mortal Kombat 11
- Borderlands 3
- Predator: Hunting Grounds
- Mario Kart 8: Deluxe*
- Star Wars: Jedi: Fallen Order
- Persona 5: Royal
- Need for Speed: Heat
- Dragon Ball Z: Kakarot
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