男性主人公だったPS3時代のプロトタイプや実在するホテルのモデルなど、次世代ホラー「The Medium」の興味深いディテールをまとめた解説映像が公開

2021年1月23日 11:38 by katakori
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「The Medium」

先日、レイトレーシングや4K動作を含むPC版の詳細な動作要件がアナウンスされ、2021年1月28日の発売とXbox Game Pass入りが目前に迫る期待の次世代ホラー「The Medium」ですが、新たにBloober Teamが来る発売に先駆けて、本作の開発にまつわる興味深い小ネタをまとめた解説映像を公開。本作が当初Wii UとPS3、Xbox 360向けの新作として、2012年に開発をスタートしていたことが明らかになりました。

おじさんが主人公だった2012年のプロトタイプをはじめ、女優ヴェロニカ・ロサティと俳優Marcin Dorocinskiの起用、舞台となる“ニワ”ホテルのモデルとなったクラクフのホテル、主人公マリオンのアパートとObserverの共通点、開発者がモーションキャプチャーのリファレンスとして用意したカットシーンのモックアップ、異世界側の主人公の左腕が示す精神エネルギーの残量、フィアット126pを含め共産主義時代の名残を残す細かな描写、多彩なイースターエッグなど、非常に興味深いディテールが確認できる最新映像は以下からご確認ください。

主な特長

霊能者にしか解けない恐ろしい謎の真相に迫れ。現実世界と霊界を同時に探索し、謎を解き明かせ。霊能力を使って2つの世界をまたぐ謎を解き明かし、世にも恐ろしい謎の真相へと迫り、「ザ・モー」――とある忌まわしき悲劇から生まれた怪物――との遭遇を切り抜けろ。

『The Medium』は特許取得済みの「二重現実」方式と、アルカディウス・レイコウスキー氏と山岡 晃氏が共同で制作したオリジナルサウンドトラックを目玉とした、三人称視点の心理ホラーゲーム。

  • 主人公は霊能者:才能ある限られた者だけが持つ霊能力を操れ。2つの世界を行き来したり同時に探索することで、謎を解き明かしていく。幽体離脱を使って、現実世界の肉体では到達不可能な場所を調査せよ。霊力でバリアを張り、強力な霊力波を放ち、霊界を生き延びていく。この世のものとは思えないような危険を切り抜けろ。
  • 隠された事実:奥深く不穏なストーリーを隅々まで探求せよ。そこでは全てにおいて、目には見えない隠された一面が存在する。霊能者である主人公は、普通の人には知覚できないものを見聞きすることができる。新たなものを見聞きする度に、この「ニワ」ホテルで起こった出来事に対する見方が変わっていくことだろう。
  • 2つの世界を行き来する:特許取得済みのまったく新しいプレイ方式を採用しており、同時に表示される2つの世界でストーリーが繰り広げられていく。現実世界と霊界を同時に探索し、2つの世界のつながりを用いて「二重現実」の謎を解き明かしていく。新たな道を切り開き、過去に起こった出来事の記憶を呼び戻せ。
  • ベクシンスキー風の不気味な世界へようこそ:『The Medium』の霊界は、現実を暗い鏡に映したような世界だ。そこは残酷で不吉な世界で、人の悪行や邪悪な本能、そして穢れた秘密が映し出され、実体となって現れる。本作の世界観は、ズジスワフ・ベクシンスキーの絵画に着想を得て作られている。ベクシンスキーは終焉をモチーフにしたことで知られるポーランドのシュールレアリスム画家で、その独特でひときわ不吉な画風は国際的に評価されている。
  • 音楽は山岡氏&レイコウスキー氏が担当:山岡 晃氏とアルカディウス・レイコウスキー氏共同制作のオリジナル「二重」サウンドトラックによって、不穏で重苦しい世界への深い没入感を実現。山岡氏は、『サイレントヒル』シリーズを担当したことで知られる伝説的な日本人作曲家。レイコウスキー氏は、『ブレア・ウィッチ』『レイヤーズ・オブ・フィアー』『オブザーバー』といった高評価のホラーゲームを担当し、ハリウッド・ ミュージック・イン・メディア・アワードにもノミネートされた。本作『The Medium』ではそんな2人がタッグを組み、クリエイティブな音楽を奏でている。
情報元及びイメージ:VideoGamer

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