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昨年に続く2度目の完全デジタルイベントとして週末に無事閉幕した「gamescom 2021」ですが、新たにKoelnmesseがプレスリリースを発行し、イベントの成功を報告。お馴染みGeoff Keighley氏がホストを務めたショーケース「gamescom: Opening Night Live」の視聴者数が前年比30％増となる580万人に達したことが明らかになりました。

なお、“gamescom: Opening Night Live”の同時視聴者数は200万人を記録したほか、gamescom関連ショーの全体的な視聴者数は1,300万人に達し、世界180カ国で視聴されたとのこと。

また、gamescomの共同主催者である業界団体German Games Industry AssociationのMD Felix Falk氏は、9月26日の投票開始に向けて混戦を極めるドイツ連邦議会選挙に言及しており、キリスト教民主同盟と社会民主党、緑の党が何れもデジタルインフラの拡充やビデオゲーム関連政策の重要性を掲げていることから、今後の数年間でより優れたデジタル基盤を提供できるだけでなく、資金調達や専門家の人材確保など、ドイツがビデオゲーム産業の拠点となるための条件がさらに改善されるだろうと強調しています。

なお、“Games: The New Normal”のテーマを掲げた今年のgamescomには、アンドレアス・ショイアー運輸・デジタル担当相やドロテー・ベア デジタル化担当相が出演し、ビデオゲーム産業が社会的・経済的に非常に大きな可能性を秘めていると語り、これを最大限活用するためには、ドイツのビデオゲーム産業の環境改善が要になると訴えていました。