先日、海外メディアの高い評価をまとめたトレーラーをご紹介した「サイバーパンク2077:仮初めの自由」ですが、新たにCD PROJEKT REDがポーランド語版“仮初めの自由”拡張の開発にあたって、2021年に亡くなったオリジナルキャストの新規音声データをAI技術により再現・作成したことが報じられ話題となっています。
これは、BloombergのJason Schreier氏がCD PROJEKT REDの声明を元に報告したもので、初代ウィッチャーからCD PROJEKT RED作品に続けて出演し、ポーランド語版“サイバーパンク2077”のヴィクターを演じた著名なボイスアクターMiłogost Reczek氏が2021年に亡くなったことから、CD PROJEKT REDが遺族の許可を得てMiłogost Reczek氏の声をAIで再現したとのこと。
CD PROJEKT REDのローカライズディレクターMikołaj Szwed氏は、当初新たな代役を立ててオリジナルの台詞の再録することも検討したものの、Miłogost Reczek氏がポーランドで最高の声優の1人であり、特にヴィクターの演技が素晴らしかったため、代役を立てることは望ましくなかったと説明。Miłogost Reczek氏の声を再現するために、ウクライナのボイスクローンソフトウェア“Respeecher”でReczek氏のボイスアルゴリズムを作成し、別のボイスアクターが読み上げた新規の台詞をReczek氏の声に聞こえるよう置き換えたと説明しています。
また、Mikołaj Szwed氏は、Miłogost Reczek氏の遺族がAI技術による声の再現を強く支持してくれたと伝えており、この手法によってReczek氏の功績をゲームの中に留めたまま、ヴィクターの素晴らしい演技に敬意を表すことができたと伝えています。
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